COLUMNコラム
2023.04.07
注文住宅の流れについて解説!スムーズに進めていくためのポイントもお伝えします!
自分で自由に家づくりを進めていける注文住宅では、その代わりにやらなければいけないことも多く、家ができるまでの流れも少し複雑になっています。
そこで今回は、注文住宅ができるまでの全体的な流れについて解説します。
スムーズに家づくりを進めるためにも、注文住宅が完成するまでの全体像を把握しておきましょう。
□注文住宅の流れについて解説!
注文住宅では、基本的に次の7つのステップに沿って家づくりを進めていきます。
最初のステップは「予算検討とイメージづくり」です。
まずは、どれくらいの予算を注文住宅にかけられるかを明確にする必要があります。
予算を考える際は、住宅そのものにかかる費用と、住宅ローンで借りられる金額を押さえておきましょう。
予算を検討していくのと同時に、理想の住まいのイメージを固めていくことも大切です。
立地や間取り、デザインなど、どのような家を建てたいのか具体的にイメージしておきましょう。
2つ目のステップは「土地選び」です。
交通便や日当たりの良さなど、重視する要素をはっきりさせておくと、土地探しがスムーズに行えます。
3つ目のステップは「間取りプランの打ち合わせと見積もり」です。
住宅ローンを組むために必要な「見積概算」「資金計画書」「簡単な間取り図」の作成を不動産会社に依頼してください。
4つ目のステップは「工事請負契約」です。
契約後のトラブルに巻き込まれないように、金額・設計図書・支払時期をしっかり確認してから、契約を締結するようにしましょう。
5つ目のステップは「最終プランの決定」です。
契約を結んだら、さらに詳細な打ち合わせを重ねて、細かなプランを決めていきます。
6つ目のステップは「着工」です。
確定したプランをもとに、実際に工事が始まります。
着工後は進行具合を確認するために、現場に足を運ぶようにしましょう。
最後のステップは「竣工と引き渡し」です。
工事が完了したら、完了検査を受けて検査済証の発行を受けます。
引渡し前に最終的なチェックを行い、不備・不具合がなければそのまま引き渡しが行われ、注文住宅の全工程が終了します。
□注文住宅の手続きをスムーズに行うためのポイント
注文住宅では、お伝えした7つのステップを踏んで家づくりを進めていきますが、スムーズにすべての流れを完了させるためには、次の3つのポイントを意識することが大切です。
*入居希望時期から逆算して家づくりを始める
家づくりにかかる期間は、半年で完了する人もいれば、2年以上が必要になる人もいます。
入居したい時期までに家を完成させるためには、入居希望時期から逆算してアクションを起こすようにしましょう。
*ご家族でこだわりポイントをすり合わせる
ご家族全員にとって理想の住まいにするためには、事前にそれぞれのこだわりポイントをすり合わせておくことが大切です。
予算を考慮しながら、優先する条件を明確にしておきましょう。
*できるだけ資金は多めに用意しておく
資金面でプランを変更せざるを得なくなってしまうと、注文住宅を完成させるまでにかなりの時間がかかってしまいます。
スムーズに家づくりを進めるためには、可能な範囲で、できるだけ多くの自己資金を用意しておきましょう。
□まとめ
注文住宅を検討しはじめてから、工事が完了し入居できるようになるまでには、お伝えした7つのステップに沿って家づくりを進めていかなければいけません。
スムーズに全体の流れを完了させるためには、入居希望日から逆算して行動を起こし、早めに希望をまとめて予算を準備しておきましょう。