COLUMNコラム

2020.06.20

注文住宅でバリアフリーにするには?塩尻市の業者が解説します

 
小さいお子さんや高齢者のいる家では、家の中で事故が起きないように気を付ける必要があります。
そのためには事故が起こりにくい住宅、つまりバリアフリー住宅を建てるのがおすすめです。
今回はバリアフリーの整った住宅を建てる際のポイントを解説します。
 
□バリアフリーにするためのおすすめの場所
 
*浴室
 
浴室は特に転倒事故が起こりやすい場所ですので、工夫が必要です。
転倒を防ぐには浴槽や床は滑りにくい素材を選び、手すりを設けると良いでしょう。
また、出入り口に段差があると転倒するリスクが高くなるため、気を付けてください。
浴槽の高さは40cm以下だとまたぎやすく、風呂に入る時の負担が減ります。
 
また、浴室では転倒以外にも温度差によるヒートショックを起こす危険があります。
ヒートショックとは、浴槽と洗い場の温度差により失神などの症状が出ることです。
浴室暖房を利用することでヒートショックは防ぐことができるため、高齢者がいる家庭の方は検討してみてください。
 
*トイレ
 
トイレは、寝ているときに急に行きたくなったときにも使いやすいように寝室のそばに配置するのが良いでしょう。
また、動きやすいように広めのスペースを確保し、補助のための手すりを設置するとより使いやすくなります。
 
*廊下
 
廊下でバリアフリーに配慮する場合は幅を重視しましょう。
国土交通省によると、廊下の幅が90㎝以上なければ車いすで廊下を通れません。
また、150㎝以上あれば方向転換のための回転もでき、人とすれ違えるようになります。
そのため、廊下の幅は150㎝以上を確保するようにしましょう。
さらに、廊下の電気スイッチを低めに設定したり、強度の強い床材を使ったりすると車いすにやさしい家になります。
 
□バリアフリーのメリット
 
実はバリアフリーの整った住宅は家に高齢者がいなくてもメリットがあります。
子供がいる家庭では子育てにも適した住宅なのです。
育児をするときできる限り子供から目を離さないように気を付けていても、必ず子供はどこかで親の目を離れるタイミングがありますよね。
バリアフリーを整えると、子供を見ていないときに転倒などの事故が起こる可能性を減らせます。
 
また、将来自分が年を重ねて高齢者になったときにもバリアフリーが整っているのは心強いですよね。
今はまだ若くても、いずれ年を取っていくものです。
後々のことを考えて今から備えておきましょう。
 
□まとめ
 
バリアフリーが整った住宅を建てる際のポイントを解説しました。
これから塩尻市で注文住宅を建てようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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