COLUMNコラム

2020.11.01

注文住宅の耐震性について知りたい方必見!その性能を上田市の専門業者が詳しく解説します

住宅を建てる際に、気にして頂きたいのが住宅の耐震性能です。
地震大国と呼ばれる日本では、住宅の耐震性能によって命が助かる可能性が高まるでしょう。
そこで今回は、注文住宅の耐震性能について、上田市の住宅会社が詳しく解説します。
これから注文住宅を建てられる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

□耐震等級とは?

「耐震等級」という言葉をご存知ですか。
耐震等級とは、建物が地震に対してどのくらい強いかを表す1つの指標です。
その強さによって3段階にランクが分けられているため、それぞれの特徴を確認していきましょう。

 

最初に紹介するのは、耐震等級1です。
このレベルは、建築基準法で定められた最低限の耐震性能を満たしていることを表しており、震度6強~7の大地震でも即崩壊はしないと言われています。
ただし、その規模に大地震が発生した際は、大規模修繕や建て替えが必要となる可能性が高いでしょう。

 

次に紹介する耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の耐震強度を持ちます。
学校や病院、警察署といった公共施設は、このレベル以上であることが義務付けられています。
注文住宅であっても、この耐震等級2を超えていれば、長く安心して住める家という認識になるでしょう。

 

最後の耐震等級3は、耐震等級の中で最も頑丈なものです。
耐震等級1の1.5倍の強度を誇るため、大地震でも即崩壊は免れ、軽い補修程度で住み続けられるでしょう。

 

□耐震性能に優れた住宅の工法をご紹介します

耐震性能に優れた住宅の工法として、近年「木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)」というものが注目されていることをご存知ですか。
この工法は、外圧に強いモノコック構造をしているため、外圧を一点で受け止めず、面で受け止めることが可能です。
この原理により、地震が発生しても建物の傾きや倒壊を起こしにくいのでしょう。
実際に、阪神淡路大震災や東日本大震災でも、ツーバイフォー工法は他の工法の住宅に比べて被害が少なかったという調査結果があります。

 

また、このような建物自体の耐震性能の他にも、地盤や基礎部分の強度も被害の大きさを左右します。
注文住宅を建てる前に、しっかりと地盤調査を行って、問題があれば適切な地盤改良を行いましょう。

 

□まとめ

今回は注文住宅の耐震性能について紹介しました。
耐震等級は大きく3つに分けられ、耐震等級が3であればかなり安心して地震に備えられるでしょう。
また、ツーバイフォー工法といった耐震工法を用いることによって、より地震に強い住宅が完成します。
注文住宅の耐震性能を高めたい方は、ぜひ参考してみてくださいね。

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