COLUMNコラム

2021.04.07

耐震性が高い住宅を作りたい!注文住宅で参考にしたいポイントをご紹介します!

「耐震性が高い住宅を知りたい」
「耐震等級とはどのようなものか」
注文住宅をお考えの方で、このように思っている方はいらっしゃいませんか。

住宅はずっと住み続けるからこそ、耐震性に優れたものを選びたいですよね。
そこで今回は、耐震性が高い住宅をつくる上で参考にしたいポイントを紹介します。

 

□耐震性が高い住宅づくりをする必要性

日本は地震国家であり、これまで数々の地震による被害を受けてきました。
そして、地震の度に建物の強化基準、すなわち耐震基準が改正されてより耐震性に優れた住宅が生み出されてきました。
特に、阪神淡路大震災の被害を受けて、木造住宅においては地盤に応じた基礎設計や、耐震壁の適切な配置など耐震基準がより強化されました。

そのため、住宅を建てる際はその強化基準をクリアし、地震による被害を少なくする必要があります。
現在の耐震性は、震度5程度の地震ではほとんど損傷を受けず、震度6から7程度の地震でも崩壊、倒壊しないレベルのものが求められています。
しかし、耐震性能を高めればその分建設費用は高くなります。
そのため、予算と相談した上で耐震性を強化する必要があります。

 

□耐震等級について

では、耐震基準はどのような目安のもとで決定されているのでしょうか。
ここでは、建物の耐震基準を決める際、目安として考えられる耐震等級について紹介します。

耐震等級とは建物の安定性能を表すのに用いられたもので、主に建物の耐震性を表すのに使用されます。
等級は3段階に分かれており、等級が上がれば上がるほど耐震性能が優れていると言えます。

まず、等級1の建物は、建築基準法に定められている程度の耐震性能を表します。
この階級をクリアした建物は、数百年に一度発生するレベルの大地震に耐えられるでしょう。

次に、等級2は等級1の1.25倍の地震が起きても倒壊・崩壊しないレベルの耐震性能を持ちます。
3段階の中で最も性能が高い等級3は、等級1の1.5倍の地震が起きても倒壊・崩壊しないレベルの耐震性能を表します。
この階級の建物を建設するのに少し費用がかかりますが、その分耐震性にはかなり優れていると言えます。

以上が安全性の高い住宅を建てる上で知っておきたい情報になります。

 

□まとめ

今回は、注文住宅をお考えの方へ向けて、耐震性が高い住宅を作る上で知っておきたいポイントを紹介しました。
耐震性に優れた住宅を作る上で、耐震等級は事前に知っておく必要がありますね。
また、注文住宅に関するお悩みや質問等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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