COLUMNコラム

2021.06.01

長野市で新築の一戸建てをお考えの方へ!耐震補強について解説します!

現在、長野市周辺で新築の一戸建てをお考えの方はいらっしゃいませんか。
1から住宅をつくるとなると決めることがたくさんあって大変ですよね。
今回は、新築住宅を建てる際にはぜひ参考にしていただきたい耐震補強について解説します。

 

□新築住宅に実施したい地震対策とは

日本のどこにでも大きな地震は起こりえます。
まさかここで起こるとは、と考えているとお客様の大切な自宅に重大な欠陥を与えかねません。
ここでは、新築住宅に実施したい地震対策・耐震補強について解説します。

まずは、地盤の調査をしましょう。
地盤の強度は住宅を建てる場所を考える上で非常に重要な要素です。
海や川を埋め立てた土地や田畑や傾斜地を埋め立てた土地は、一般的に地盤が弱くなっていることがあります。
そういったことも踏まえて、地盤の調査はしっかり行うようにしましょう。

強度の高い基礎を使用することも大切です。
住宅を支える基礎部分の強度も、耐震性には大きな影響を及ぼします。
玉石基礎や石積基礎では強度は不十分なので、注意してください。
連続した鉄筋コンクリートの基礎を使用すると安心です。

建物は壁の量が多ければ多いほど、耐震性が高くなります。
窓が大きな部屋や部屋ごとの仕切りが少ない間取りは開放感があっておしゃれですが、耐震面から判断すると避けた方が良いかもしれません。
もちろん、建て方によってはそのようなデザインでも耐震性のある住宅にできる場合もあるので、設計士と相談して確認するようにしてください。

 

□耐震等級とは何か解説

耐震等級とは3つの区分があります。
どのような基準をもとに設けられたものなのかを確認してみましょう。

耐震等級は数値が上がるにつれて、その耐震性が高くなります。
つまり、耐震等級3に該当する建物は、現法制化で最高の耐震性能を有していると言えます。

耐震等級1は、建物に備わっているべき最低限の耐震性能を満たすもので、震度6強から7や数百年に1度起こるような大地震に耐えうる強度を持つ建物を示すものです。
震度5程度の地震が何度かあっても建物の損傷防止にも効果があるとされているので、ぜひ参考にしてみてください。
ただし横揺れや縦揺れのように、地震にも揺れの性質の違いがあるので、その点には注意しましょう。

耐震等級2は耐震等級1の1.25倍の耐震強度、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の耐震性能があると言われています。
ただ、耐震等級3は、災害時の救護活動・災害復興の拠点となるような消防署や警察署に求められるものなので、一般的な住宅で用いられることはほとんどありません。

 

□まとめ

今回は新築の一戸建てをお考えの方に向けて、耐震補強について解説しました。
ぜひ参考にしてみてください。

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