
松本市/注文住宅/美しい変化をもたらすルミナスな空間 松本市/K邸 家族構成/夫、妻、長男、次男

夫婦で夢を語り合い、思い描いた自分たちらしい住まい。理想を追い求めて移住を決めプロと進めた家づくり。その過程には、驚きや感動が満ちていた。完成したのは心ときめく空間。「ルミナス= 輝き」に満ちた暮らしがここから始まる。
伸びやかな片流れ屋根とキリッと端正な水平ラインが調和した外観。自然の色と相性の良いくすみ系のナチュラルカラーを採用し、環境に馴染むようにデザインされている。希望のインナーガレージを実現するため、土地を2区画分購入。平屋のようなゆとりある佇まいを叶えた。
Story
何気ない日常が、輝きに満ちた特別な時間へ
ずっと思い描いてきた
自分たちらしい住まい
学生時代から交際を続けてきたというKさんご夫妻。「結婚後間もなくから、『家を持ちたいね』と話していたんです。どこに住もうか、こんな土地がいいかな…と、大阪在住の頃から考えを巡らせていました」。その想像はデザインや間取りだけでなく、立地環境や子育て後の暮らしにまで及んでいった。家づくりがいよいよ現実的になったのは子どもの誕生と地方転勤が重なったタイミング。「我が家のベースとなる場所をつくるべきかなと。子どもが学校で友達をつくりやすい環境を考え、ふたりで話し合いました。そして、せっかくなら自分たちが住みたい場所に居を構えようと決めたんです」。 候補に上がったのは、生活の利便性と自然との調和がちょうどいい松本市。会社と相談し、ご夫妻ともに働ける場所が整えられることから移住を決めると、以前からYou Tubeで気になっていたサンプロの見学会に訪れて具体的な理想を共有し始めた。
プロと一緒に計画したのは
愛おしい日常の景色
ご夫妻は、土地探しや資金計画も同社に相談。インナーガレージや北アルプスを望む暮らしなど、描いてきた憧れを実現するために、一つひとつのプロセスを丁寧に踏んでいった。目指したのは、日常の不便・不満を取り除いた、ストレスフリーの住まいだ。 「モチベーションが上がる言葉とともにプランを描いてくださった建築士の平石さんと、それをさらにブラッシュアップしてくださったインテリアコーディネーターの熊倉さんとの打ち合わせは、毎回ワクワクでした」と奥さま。水回りの使い勝手や収納計画の細やかな配慮はもちろん、隠し扉から入る書斎など、遊び心をくすぐる工夫も随所に。「ベストな提案ばかりで、感動の連続でした」と振り返る。 印象的だったのは、全力で走り回る子どもたちとそれを見守るご夫妻の幸せそうな表情。美しく巡る信州の四季をステージにした暮らしが、どんな豊かな輝きを放っていくのかが楽しみだ。

木の温もりを感じ、心和らぐような雰囲気のLDK。高い気密性のおかげで、外の音を気にせず穏やかに過ごせるという。「マンションに住んでいた頃は下の階や近隣への音漏れを気にしていましたが、それがなくなりました」

カーテンを閉めると照明の灯りが浮かび上がり、LDKにまた違った表情が生まれる。光をふんわりと受け止める自然素材が、上質な空間をいっそう魅力的に彩る

TOTOの「ザ・クラッソ」のクリスタルカウンターにひと目ぼれし、LDKの主役に据えたキッチン。太陽光や照明により表情が変化し、上質な空間を演出する。背面は寝室、左側は水回り、右手は玄関など、各所へアクセスできるプランも秀逸
北アルプスを望む半平屋の暮らし

南面に設けたウッドデッキは、一般的なデッキの約2倍の広さ。庭で遊ぶ子どもたちを眺めたり、天気のいい日は食事を楽しんだりしている。長めの軒は夏の直射日光を遮り、冬の暖かな日差しは導き入れる設計。脇のシンボルツリーは、以前から大切にしてきたお子さまの記念樹を移植したもの

玄関は家族用とゲスト用で動線をゆるやかに分けた。家族の靴をたっぷり収納できるシューズクロークは可動棚で、棚板を自由に調整可能。ゲスト用玄関は框を斜めにレイアウトし、ゆとりを持って広々使うことができる。正面窓からはシンボルツリーの紅葉を植えた庭とデッキが望め、広がりを演出

WICは寝室側2カ所に出入り口があってウォークスルーでき、水回り方面にも直結。朝起きてすぐに着替え、洗面へ向かえるムダのない動線が叶った。「WIC内で活用しているのは、南海プライウッドのクローゼット収納。東京のショールームで使い心地を体験し、収納計画に反映したことでストレスフリーの収納となりました」

洗面台にメラミンカウンターを設置し、洗顔スペースと物置きスペースを分離。メイクや入浴時の着替え置き場など、多用途に活用できる。洗面用品は右側のトール収納にまとめて、すっきり空間を実現。北向きの高窓は、夜明けから日没まで安定した光を室内に届ける

階段を上がった先には、自在に使えるオープンスペースを設計。漫画を読んだり北アルプスを眺めたり、思い思いに過ごせる。「本棚は腰壁の高さにそろえ、幅や高さも計算して造作。ここまで美しく仕上がったのは、サンプロさんのおかげです」

一見本棚に見えるのは、実は書斎へ続く隠し扉。扉を開くと、イタリアンレッドが印象的なとっておきの空間が広がる。リビングの北西角にはピアノを設置予定で、「床の補強をしていただき、照明や窓の位置も調整済み。ピアノが届く春が楽しみです」

室内の雰囲気と調和するよう、玄関ポーチも柔らかな雰囲気。塗り壁やスギの羽目板、タイルの質感がバランス良くミックスされ、来客をやさしく迎え入れる。ガレージとポーチは屋根続きなので、雨の日でも濡れずに屋内へ

主寝室にはウィリアム・モリスの壁紙をあしらい、上品な華やぎをプラス。ご夫妻のイメージに合わせて、インテリアコーディネーターの熊倉さんが提案したものだとか。WICへの入口はベッドの両脇に2カ所。ベッドのサイズに合わせて壁の幅を微調整してもらった

吹き抜けのある開放的なLDK。第1種換気と床下エアコンを組み合わせた同社独自のシステムと高い断熱性により、家全体が均一に暖かい。「冬場でもエアコンの設定温度は20 ~21度で、快適に過ごせています」
POINT1
機能性に富むアイランドキッチン

「広々としたキッチンになり、思いのままに料理ができます。以前のマンションはスペースが狭く、作業のたびにストレスを感じていましたが、その悩みは解消されました。広いシンクや全方向からアクセスできるアイランドスタイルで、ゲストを招いたときも使い勝手抜群です」
POINT2
好きなものに囲まれたオープンスペース

「所有しているマンガの量が多く、これまでは実家に置いたり箱にしまい込んでいて、読みたいときにすぐに手に取れず歯がゆい思いをしたことも。この家ではすべてここに収蔵でき、大満足です! 棚は前後2列でぴったりフィットするように造作。使い勝手も文句なしですよ」
POINT3
大人の遊び心が詰まった書斎

「せっかくなら普通ではない空間にしたいと考え、思い切って個性を全開。応援するサッカーチームのホームカラーが赤なので、それに合わせたデザインとしました。シックな色味なので意外と仕事にも集中できますし、防音性が高いため、オンライン会議の際にも重宝しています」

玄関からLDKを望む。曲線を描くアール壁が優美なインパクトを与え、角のないフォルムがKさんご妻の穏やかな人柄を表しているかのよう。窓から差し込む光が壁に映り込み、時間帯によってドラマチックに表情を変える

キッチン隣に設けたパントリーは、生活感をLDK側に見せないよう視線を考慮した設計。玄関ホールのアール壁の裏側を活用し、収納量たっぷり。サッと取り出せる便利さとすっきり感を両立させている

洗濯・乾燥・収納の動線をシンプルにまとめた、約3帖のランドリールームと隣接するWIC。壁際のテーブルはご実家で使っていたものを受け継ぎ、新たな住まいに馴染ませたもの。洗濯物を畳んだりアイロン掛けをしたりと、多用途に活躍中

建築家とインテリアコーディネーターの、緻密な計算に裏打ちされた心地よさが満ちるリビング。造作カウンターの下のルーバーの奥は床下エアコンの格納スペース。この1台で全館暖房を賄っており、床暖房のような柔らかな温もりに包まれる

洗練された外観は、信州の雄大な自然とマッチするように考えられたもの。念願のインナーガレージは、冬場の霜や荒天時の風雨から愛車を守ってくれる。気候風土に合わせた工夫を講じることで、四季の移ろいを感じながら快適に暮らせる住まいになっている
Builder' Eye

建築士
平石功- YouTubeをご覧いただいていたKさまの家づくりに携われることがとても嬉しく、信州ならではの景色が満喫できる空間を提案いたしました。愛車のためのインナーガレージは、格別の佇まいを演出。LDKから眺める北アルプスや気ままに過ごせるオープンスペースなど、日常がより素敵になるようお手伝いさせていただきました。新しい暮らしを存分にお楽しみください。
Housing Data
- 家族構成
- 夫、妻、長男、次男
- 施主
- 20代・会社員
- 竣工
- 2024年12月
- 構造・工法
- 木造軸組工法
- 工期
- 約7カ月
- 外部仕上げ
- 屋根/ガルバリウム鋼板
外壁/ジョリパッド、スギ羽目板
- [内部仕上げ]1F
- 床/無垢フローリング、突板フローリング、クッションフロア
壁/自然素材壁紙
天井/自然素材壁紙
- [内部仕上げ]2F
- 床/突板フローリング、クッションフロア
壁/自然素材壁紙
天井/自然素材壁紙
- 設計・施工
- 株式会社サンプロ
著作権について
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