スリーステップフロアの家上伊那郡
STORY
格調の高さと暖かみのある住まい
ダークブラウンの床や化粧梁、壮麗なシャンデリアの組み合わせが、格調の高さを生むインテリア。
家族の気配を感じつつ、一人の時間を過ごせる中2階の書斎。
家事効率のアップをもたらす水回りの配置。
格調高く、それでいて家族の暖かみも伝わってくる注文住宅だ。吹き抜けと中2階の書斎
この住まいの中央には採光と空間演出を兼ねて設けた12畳分の吹き抜けがある。吹き抜け下はリビングで、開放的な空間を楽しみながらくつろぐことができる。
一方、吹き抜けに面した階段の踊り場は、2畳ほどの中2階。
ここはカウンター付きの書斎になっており、吹き抜けを介して下階にいる家族の気配を感じつつ、一人の時間を過ごすことができる。
一人の時間と、家族のつながり。その両方を大事にした間取りなのだ。一家に一部屋はほしい和室
海外で和室の人気が高まっている、とのニュースをよく見る。
ベッドでしか寝たことがない人たちにとって、畳の上でごろごろする体験は、この上なく心地いいようだ。
この住まいにも、1階階段脇に4畳半の和室がある。
玄関側と階段側に出入り口があり、客間や寝室など多目的に使えるスペースとなっている。
1畳半の押入れがついているので、季節ごとの衣替えにも便利だ。
昼寝の場所としても最適な畳の空間。
やはり、一家に一部屋はほしいものだ。家事がはかどる水回り配置
この住まいの1階は、階段を中心にぐるぐる回れる回遊式の間取り。
西側のダイニング・キッチンから北西の角にあるパントリーを通って、洗濯機のある洗面・脱衣までアクセスできる。
この動線上で物干しができるよう、ダイニングの南側外壁には物干し金物が取り付けてある。
これなら、調理と洗濯の連携プレーが容易だ
家事の効率がアップすれば自分の時間がふえるというもの。
主婦の味方になってくれる住まいなのだ。住まいの快適性を約束する高断熱の住まい
敷地のある上伊那郡は、信州の中では比較的温暖な地域だが、それでも1月には平均気温が0℃を下回る。
だからつくり手は、この住まいでも、万全の寒さ対策を施している。
たとえば暖房は、家全体を心地よく暖めてくれる蓄熱暖房。
そして、住まいの熱を外に逃がさないよう、基礎から天井まで断熱ですっぽり包み込み、中でも外壁は、外断熱と壁内充填断熱の2段構え。
換気は24時間換気システムが稼働している。
ここまでして、ようやく快適な住まいが実現するのだ。
つくり手の確かな仕事ぶりに頭の下がる思いだ。