プリズムの家安曇野市

構造:木造2階建/敷地面積80.76坪/1階面積:17.03坪/2階面積:13.71坪

STORY

  • プリズムの家

    やわらかな光に満たされた家

    計算しつくされた窓の配置で、やわらかな光が包みこむインテリア。
    自然光の空間演出をそっとサポートする照明。
    日々の暮らしを考え抜いた間取り。
    長く愛される為に必要なものが全てそろった注文住宅だ。

  • プリズムの家

    空間演出を考えた玄関土間

    玄関はただ靴を脱いだり履いたりする場所ではない。出かける際は何か忘れ物がないか、身だしなみが十分かを確認する場所であり、帰宅の際は、外での緊張から解き放たれ、ほっとする場所である。
    ならば、それ相応の空間演出がほしいところだ。
    その意味で、この住まいの玄関は素晴らしい。
    あえて玄関ホールよりも玄関土間を広くとることで、空間を広く感じさせ、ゆったりした気分にさせてくれる。
    雨天時には傘を広げて置くこともできるだろう。
    玄関スペースのゆとりは、心のゆとりでもあるのだ。

  • プリズムの家

    空間演出と照明

    暗がりを明るくするのが照明の役割だが、むやみに明るくすればいいというものではない。
    明と暗、その両方があることで、空間の奥行きはぐっと深まる。
    たとえばこの住まいでは、吹き抜けの窓から取り入れた光が、奥の和室まで光を届ける一方、周囲の照明を控えめにすることで明暗のグラデーションを生み、空間に陰影をもたらしている。
    奥行きのある空間にこそ、本当の品格が生まれるというものだ。

  • プリズムの家

    多目的な2階ホール

    住まいというものは、リビングや寝室といった、いわば“主役”だけではなく、それを支える“脇役”がいてこそ、初めて住み心地のよさが生まれる。
    たとえばこの住まいの2階で吹き抜けを囲むホールは、雨天時の物干しスペースとして役立つだけでなく、吹き抜けを介して1階と2階の気配を互いに伝え合うために欠かせない“遊び”の場所だ。
    このような場所をさりげなく用意できる工務店の実力には、そんじょそこら建築家も太刀打ちできないはずだ。

  • プリズムの家

    第二の庭:サービスバルコニー

    この住まいは周囲を隣家がぐるっと囲む住宅地に建ち、前面道路の幅も広い。
    そこでプライバシーをまもりつつ外の空気を感じる場所として、南東側にゆったりしたサービスバルコニーを設けている。
    これなら道行く人の視線からさらされることなく、日なたぼっこができる。
    もちろん物干しでも威力を発揮するだろう。
    良質なデザインの住宅をつくり続ける工務店の、都市住宅的なセンスがキラリと光る場所だ。

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