毎日の暮らしを楽しむ家松本市
STORY
毎日がスペシャルな住まい
木のナチュラルな風合いを生かし、アンティークな雰囲気の照明が暮らしのシーンを彩るLDK。
お気に入りの小物が目を楽しませるニッチの飾り棚。
プライバシーを守りつつ室内を明るくする、絶妙な窓の配置。
毎日をスペシャルにする住まい手のセンスが活かされた注文住宅だ。ナチュラルスタイルのインテリア
かつて和の住まいでは、節がない柱や板が上級品とされた。
しかしライフスタイルと価値観が多様化した現代においては、必ずしもそれだけが好まれるわけではない。
たとえばこの住まいは、素朴でナチュラルな雰囲気を演出するため、あえて床には節のあるフローリングを張っている。このほうが、変にかしこまらず、よりうち解けたインテリアになる。
多様化した価値観に対応できてこそ、住まいづくりのプロといえるだろう。
この住まいがそれに気付かせてくれるのだ。ごろっとできる和室
この住まいは1階にLDK・トイレ・和室、2階に寝室・浴室という構成。
その至る所にニッチの飾り棚が設けられ、お気に入りの小物が目を楽しませてくれる。
楽しいといえば忘れてならないのが、1階の和室である。
リビングとの間に間仕切りがない第二のリビングともいうべき場所で、ごろっと横になれるし、床高をリビングより一段高くしてあるから、リビングと目線がちょうど合う。
住まい方に合わせて色々な使い方ができる。
肩肘張らず、ホッとできる空間なのだ。アンティークな雰囲気の金物や照明
アンティーク愛好家の収集対象は家具だけとは限らない。ドアノブや照明も、十分その対象となりうるのだ。
この住まいも、住まい手がこつこつ収集してきたドアノブやカーテンフック、ペンダントライトをLDKのあちこちに使っている。
おそらく、それらを住まいに取り込むには、実際の扉の機構や設備機器にマッチするようレストアする必要があったはずだ。
アンティークに愛着ある住まい手と、技術力ある工務店がいてこそのコラボレーションといえるだろう。プライバシーを守りながら室内を明るく
周囲に住宅が建ち並ぶ場所では大きな窓を設けにくく、何らかの対策がなければ室内が暗くなってしまう。
その場合、屋根に窓を設けるトップライトという手法があるが、拭き掃除などのメンテナンスがしにくいという難点がある。
しかし、この住まいのように吹き抜け上部に窓を設ければ、日差しが室内の奥まで照らしてくれるし、昨今は柄の長いワイパーがあるので、拭き掃除も可能だ。
長く愛される住まいは、日頃の心地よさとメンテナンスしやすさのどちらも欠けてはならない。
それができてこそ、地域に根差した工務店というものだ。