収納たっぷりカフェスタイルの家塩尻市

構造:木造2階建/敷地面積:55.57坪/1階面積:58.58坪/2階面積:51.75坪

STORY

  • 収納たっぷりカフェスタイルの家

    カフェの気分を味わえる家

    白い塗り壁を基調としたモダンスタイルでありながら、化粧梁やフローリング、造り付けカウンターが醸し出す、ほどよいアンティーク感。

    そっと包み込んでくれる優しさが、お気に入りのカフェにいるような気分にさせてくれる。
    それでいて、雑事の多い日常生活を滞りなくこなすための機能性も兼ね備えているのが心にくい。

  • 収納たっぷりカフェスタイルの家

    家族の会話が増える、間取りの工夫

    1階は、対面式キッチンを中心にした回遊式。

    玄関>シューズクローク>パントリー>キッチンという裏動線と、
    キッチン>ダイニング>リビング>玄関ホール>玄関という表動線が無理なく輪になっている。

    家事が効率的にこなせるのはもちろん、西側に玄関、LDKをはさんで東側に階段があるから、帰宅時は必然的にキッチンの前を通って2階に上がることになる。
    食事以外で家族が顔を合わせる機会をさりげなく演出する、設計者の心づかいがうれしい。

  • 収納たっぷりカフェスタイルの家

    広さだけではない、動線を考え抜いた収納

    とかく収納というものは、広いだけでは用をなさない。用途ごとに、適材適所の配置が重要なのだ。その点、この家は抜かりない。玄関から2.25畳のシューズクローク、2畳のパントリー、勝手口までが一直線。玄関からも勝手口からも出入りできる。

    また、シューズクローク、パントリーともに、出入り口が3カ所あり、並行する玄関ホールやキッチンからも出入りできる。

    さらには、キッチンをはさんで反対側のトイレ前に、別の物入れが。
    これはもう、至れり尽くせりとしか言いようがない。一方、2階は、3畳のウォークインクロゼットと2畳の納戸を一カ所に集中。広さを確保しつつ家全体から見れば省スペースに。

    こうしたバックヤードの充実があってこそ、快適な暮らしは成り立つのだ。
    住まい手に好評というのも、うなずける。

  • 収納たっぷりカフェスタイルの家

    一人の時間も大事

    2階は、家族の寝室が中心のプライベート空間。
    天井を化粧梁+板張りにすることで、屋根裏部屋のような雰囲気を醸し出している。

    なかでも主寝室は、西側の壁の色をフォレストグリーンに変え、落ち着いた空間にしている。
    そして、主寝室の隣にある書斎は、2畳という絶妙な広さ。充実した一人の時間にぴったりだ。

    1階北側、キッチンの脇につくられたカウンターも、家事の合間のひと休みや、家計簿をつける、つまり一人の時間を過ごすための仕掛けといえる。

    家族といる時間も大事だが、一人の時間も大事。
    その両方を、住まい手の個性に合わせて用意する。しかも極上の空間として!
    まさしく、注文住宅ならではの強みを十分発揮している住まいといえるだろう。

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