開放感と落ち着きを両立。大開口吹抜けの住まい長野市

構造:木造2階建/敷地面積:81.44坪/1階面積:21.67坪/2階面積:15.28坪

STORY

  • 開放感と落ち着きを両立。大開口吹抜けの住まい

    集いとプライベートを使い分ける、LDKの緩やかなゾーニング

    吹き抜けを貫く大開口から光が降り注ぐ、おおらかなLDK。
    24.7畳とゆとりある空間にキッチン・リビング・ダイニングをまとめ、
    家族がどこにいても気配を伝えるワンルームのプランだ。
    一方でゆったりと配置した柱やレッドシダー貼りの壁、天井高の変化によって、
    大空間を緩やかにゾーニング。
    家族が集う食のスペース、1人でもくつろげるリビング、家事に集中するキッチンと、
    シーンに合わせて気持ちを切り替えながら過ごせる。

  • 開放感と落ち着きを両立。大開口吹抜けの住まい

    使いやすく、家事にも。便利な水回り動線

    水回りは、リビングとダイニングから目に入りにくい1階西側にレイアウト。
    キッチンとのスムーズな動線を確保し、家事効率をアップした。
    幅約1.2mの造作洗面カウンターは2人並んで使ってもゆとりがあり、
    混雑しがちな朝晩もストレスなく使えるよう配慮している。
    隣にはファミリークローゼットが続き、朝の身支度もスムーズに。

    洗濯機を置いた脱衣室は、室内干しスペースを兼ねてゆったりとスペースを確保。
    外の物干しスペースにもダイレクトにつながる、効率的な動線だ。
    ファミリークローゼットにも近いため、洗う→干す→畳む→しまう、が短い距離で完結。
    日々の家事をサポートしてくれる。

  • 開放感と落ち着きを両立。大開口吹抜けの住まい

    自然素材を生かしたインテリア

    開放的な空間は、素材使いにもこだわりが光る。
    メイン空間の1階の床は、肌触りのいい無垢オーク材フローリング。
    LDKや寝室の壁と天井には、珪藻土クロスを使用した。
    自然素材ならではの温もりある質感が、多忙な日々を送る施主ご夫妻の心を癒す。
    大開口から差し込む光が開放的な空間に柔らかに広がり、
    床や壁、天井の多彩な表情を引き出すのも楽しい。
    住まうほどに味わいを増していく素材の経年変化も、暮らす喜びを増してくれるだろう。

  • 開放感と落ち着きを両立。大開口吹抜けの住まい

    アクセントウォールがインテリアのスパイスに

    ナチュラルな質感のLDKでひときわ存在感を放つのが、
    リビングスペース背面のアクセントウォール。
    あえて色味の異なるレッドシダー材をミックスして貼り、空間に彩りを添えた。
    鮮やかな色味は冒険的にも感じるが、一面のみなので主張しすぎず、インテリアのほどよいスパイスとなっている。
    施主ご夫妻が趣味で育てる観葉植物のグリーンがよく映え、印象的なシーンを生んだ。

  • 開放感と落ち着きを両立。大開口吹抜けの住まい

    ピクチャーウィンドウと快適な書斎スペース

    「植物に囲まれた暮らし」を理想とする施主ご夫妻。
    自然を楽しめる立地を生かして、ダイニングの正面にはピクチャーウインドウを設計した。
    テーブルに座った目線に合わせて景色を楽しめるよう計算し、
    食事中はもちろん、キッチンカウンターに立って家事をしている時も、
    暮らしの随所で美しい景色を眺めることで、気持ちに潤いをもたらしてくれる。

    ダイニングの一角には、袖壁で囲ったコンパクトな書斎スペースを設計。
    カウンターと棚を造作してリモートワークに役立つこの空間も正面にピクチャーウインドウを設け、集中しながら心地よく仕事ができる空間にしつらえている。

  • 開放感と落ち着きを両立。大開口吹抜けの住まい

    全館空調+寒冷地エアコンで開放的な吹き抜け空間も快適

    住まいの中心は開放的なLDK。
    おおらかな空間は夏の暑さと冬の寒さが気になるところだが、この住まいには快適に過ごせる工夫が凝らされている。
    サンプロ独自の全館空調システム「Airflow+FAN」を導入し、年間を通して適度な室温をキープ。
    さらに寒冷地エアコンと全熱交換型24時間換気システムを取り入れ、ダクトファンによって空気を循環させている。
    寒さが厳しい信州の冬も住まい全体で足元から暖かさを感じる、心地よい住まいだ。

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