モダンデザインとパッシブ設計を両立した、邸宅の風格。塩尻市
STORY

スタイリッシュモダンを極めたファサード
住宅街で存在感を放つ、モダンなグレーのファサード。
軒のおおらかな水平ライン、片流れ屋根や壁のスリットとシャープな直線を際立たせ、複数のボリュームを層のように重ねたフォルムが、奥行きを感じさせる。
モダンながら重厚感を感じるポイントは、正面から見た縦横の比率。
敷地を最大限に活かし、約14mとゆとりある幅で設計することで2階建てながら重心を低く抑え、落ち着いた邸宅の雰囲気を表現している。
パッシブデザインと断熱性能
モダンなデザインと両立させたのが、自然エネルギーを活かして快適な環境を作るパッシブデザイン。
南側の深い軒は窓から入る直射日光を和らげると同時に、デザインの鍵となるダイナミックな水平ラインを描き出す。
住まいの見えない部分に使う断熱材も厳選し、優れた性能で知られるセルロースファイバーを使用。
夏の酷暑と冬の冷気から住まいを守り、心地よい室内環境を守ってくれる。
テラスと庭とつながる20畳のLDK
夫妻と子どもの3人が暮らす住まい。
延べ床面積36坪で、ゆったりとした空間構成が魅力だ。
住まいの中心である20畳のLDKは、二面にある大きな窓と吹き抜けから光が注ぐ開放的な空間。
窓を開ければ軒のあるテラスにダイレクトにつながり、庭に出て子どもと遊んだり、ダイニングからその風景を眺めたりと、室内外がゆるやかにつながる。
リビング隣には3畳の小上がりを。
床を20cm高くして、ベンチのように腰かけたり寝転んだりと、広いLDKの中で“おこもり感”を楽しむスペースに仕上げた。
シンプルなインテリアとブラックキッチン
LDKは壁と天井にライトグレーの珪藻土壁紙を使い、スタイリッシュな空間に。
天井まであるフルハイトドアやライン照明など建具や設備の存在感を抑えることで、壁や天井の“面”の美しさを際立たせた。
そんなプレーンな空間を引き締めるのが、ブラックのキッチン。
厚みを持たせたステンレスのカウンタートップが存在感を放ち、インテリアのスパイスとなる。
機能的な回遊動線が日常を彩る
広い住まいだからこそ、ムダのない動線で空間を有効活用。
1階は畳の小上がりを中心にLDKからランドリールーム、ファミリークローゼットまで回遊できるようにして、日常の家事や身支度をスムーズに。
2階の主寝室はウォークインクローゼットと書斎を隣接させて、コンパクトなプライベート動線をかなえた。
機能的な動線とゆったりとした空間が、家族の暮らしを心地よく包む。













