RUSTICstyleの家塩尻市

構造:木造2階建/敷地面積84.89坪/1階面積:21.60坪/2階面積:17.09坪

STORY

  • RUSTICstyleの家

    自分らしさがつまった住まい

    レンガやテラコッタタイル、レッドパインの無垢フローリング、米松の化粧梁など、素朴でやさしい質感の素材を組み合わせたインテリア。
    住まい手の要望を100%反映したオーダーメイドキッチン。
    冬場の団らんの主役、薪ストーブ。
    まさに注文住宅でしかなしえない、自分らしさがつまった住まいだ。

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    キッチンで自分らしさを表現

    一日の中で多くの時間を過ごすキッチンは、住まい手にとって、もっとも思い入れのある場所といっていい。だからこの住まいでは、既製品ではなく、大工の手づくりによるオーダーメイドキッチンにした。
    床はテラコッタタイル、クックトップは白のタイル、引き出しや側板は無垢材を使い、そのおしゃれな佇まいはまるでヨーロッパのカフェのようだ。
    手づくりだから、カスタマイズして、より自分らしさを反映することも可能。
    10年後、20年後の姿が楽しみだ。

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    ダイニングバーのような和室

    この住まいの和室は、建具を閉めれば独立した部屋、開ければLDKと一体というフレキシブルな使い方ができる。かつての日本の住宅が、ふすまを取り払えば全室がつながる座敷だったことを思えば、この住まいは、日本の伝統を精神的に引き継いでいるといえるだろう。
    その一方で、床の間に間接照明を仕込むなどデザイン的な工夫によって、まるでダイニングバーのような大人の雰囲気に仕上げているのが興味深い。
    このような現代的な遊び心があれば、日本の住まいから和室が消えることはないはずだ。

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    薪ストーブの選び方

    新築住宅の省エネ化が必須とされている中で、改めて薪ストーブの評価が高まっている。
    電力に頼らず暖房や調理ができるだけでなく、揺らぐ炎を眺めるだけで、充実したひとときが過ごせるのだ。
    薪の入手方法が誰しも苦労するところだが、森林が県土の8割弱を占める長野県では、他県よりも薪の入手が容易だから、薪ストーブのある暮らしは、より現実的といえよう。
    実際、この住まいも、1階リビングダイニングの中心に薪ストーブを置いている。
    選んだ機種は、バーモントキャスティングのアンコールクラシック。
    薪が燃えることで発生する燃焼ガスを二度にわたって燃やすため、燃焼効率が極めて高い。したがって煙がクリーンで住宅地でも安心だ。
    優美なデザインの裏に隠れた高度な技術。決してあなどれない。

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    多目的な屋外テラス

    この住まいの1階は、南北方向に伸びた階段を中心軸に、その西側にキッチンおよび浴室、東側に和室。キッチンの南側はリビングダイニング、南東側は玄関という構成だ。
    そして建物の外に目を向けると、ダイニングの南側にはウッドデッキ、そして玄関の南側にはゆったりした玄関ポーチが伸びている。
    玄関ポーチには土庇がついているので、雨天のお出かけでも慌てず傘を広げられる。
    ウッドデッキは、一部を薪置き場に利用でき、庭にある家庭菜園の手入れの際には格好の休憩場所になる。
    道行く人との挨拶や、来客の応対も可能。
    つまり、住まいとまちとの、大事な橋渡しの場なのだ。
    地域に根ざした工務店ならではの心づかいが実にうれしい。

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