ブログ一覧 | 松本市、塩尻市、安曇野市、諏訪市、長野市、上田市、サンプロ建築設計一級建築士事務所 - Part 5

ブナ材の特徴

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無垢材として使用される木材で、最も有名なのは、ヒノキやヒバといった樹木のものではないでしょうか。
しかし、無垢材としてしようされる木はたくさん種類があります。
そこで、今回は、無垢材としてもよく使用されるブナについて紹介していきます。

ブナは、落葉系の広葉樹で、温帯性落葉広葉樹の主要構成種です。
樹皮は灰色できめが細かく、独特の模様に見えることもあります。
葉は楕円形で薄くてやや硬めのもので、葉が波打っているのが特徴の一つの木になります。

ブナは、ビーチとも呼ばれる木材のことです。
日本では、北海道の南部から本州、四国、九州の山の奥地に多く生育します。
南限は、鹿児島県高隅山です。
ヨーロッパでは、イギリス、北米の東部全域、EUの中・西部で産出されます。

このブナ・ビーチの特徴は、木離が通直で肌目が密になっていることです。
そのため、重硬な木材で加工性、接着性に比較的優れていると言われ、衝撃にも強くなっています。
ただし、変色や腐食や狂いがはなはだしく、乾燥をしっかり行っていない木材だと、曲がりやよじれなどの狂いが生じてしまうので注意しましょう。
粘りがあるため、曲木加工に適している木材ですが、耐朽性が極めて小さくなっています。
また、柾目には斑点が出るのも大きな特徴と呼べるでしょう。
色は、乳白色をしており、辺材と心材の境界線が不明瞭で分かりづらくなっているのです。

では、ブナ・ビーチ材は、どのような用途で使われているのでしょうか。
粘りがあり、曲木加工に適しているため、主に脚物家具の材料として利用されています。
その他にも、内装材、床材、ベニヤ板、スキー板、筆や刷毛の柄、木製の玩具、楽器の鍵盤など、様々な箇所で使われているものです。

実は、ブナは、腐りやすい上に加工後に曲がって狂いやすい性質があるため、20世紀の後半まで用材として好まれなかったものなのです。
そのため、用材として使われる前までは、薪や炭の材料、下等品としてしか利用されてきませんでした。
しかし、日本では、平安時代から鎌倉・室町時代にかけては、上質のケヤキに代わるものとして漆器の椀や皿などの普及品の材料としては欠かせないものであったとされています。

現在では、薬品処理と合板の出現のおかげで加工需要が増えてきています。
そのため、家具や床材、内装材にも使われることがあります。

昔から人々の生活に慣れ親しんできたものがブナと言えるでしょう。
ぜひ、無垢材を使用する際には、検討してみてください。

ヒノキのメリット

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ヒノキは白アリを寄せ付けない特性から薬剤を散布する白アリ駆除をしなくても良いことになっています。
またカビやダニなどの発生を抑制してくれます。
このような木を使用した家こそ本当の意味で安心して住むことができる家なのです。

 
特に国産のヒノキは薬品を使用しなくても何も問題ありません。
それに比べて他の木材はむしろ薬品を使う必要があります。

 

しかもたとえ薬品を使っても寿命はほんの5年程度です。
5年たったらまた薬品を投入する必要があります。
このため、5年ごとに薬品を使用する必要があるのです。

 

例えば、20坪程度に必要な白アリ駆除の費用が1回でだいたい15万円かかります。
35年では7回の白アリ駆除が必要なので合計105万円費用が発生しますが、ヒノキを使用した場合はこの費用が一切発生しません。

 

ヒノキを使用するメリットはこれだけではありません。
カンナをかけるとツヤが出るようになります。
また耐久性もある程度高いので柱などに使われたり、天井や障子などにも使用される場合があります。

 

あの世界で最も古い木造建築の法隆寺は主にヒノキが使用されています。
法隆寺が建ったのは8世紀あたりなので既に1200年も経過していますが、この年月を耐えたのはヒノキを使っていたことが大きいと思われます。

 

一般の住宅でも1000年以上とはさすが言わないまでも100年程度は住める家を建てたいものです。
ヒノキであれば実現可能なのです。
このように何かとメリットのあるヒノキですが、実際に家を建てる際にヒノキを使用すると高くなるのではないかと不安を感じる方も多いと思われます。

 

実は住宅を建てる際に木材にかかる費用は全体のどの程度占めるのかと言いますと、ほんの8%程度です。
このため、例えば今2000万円の予算で建てると想定した場合に木材にかかる費用は160万円です。
ヒノキを利用するにはさらに2%費用を上乗せするだけなのでさらに40万円プラスすれば50年から100年以上の耐久性が得られるのです。

 

ヒノキを使用しない場合の耐久性が30年、使用した場合は50〜100年です。
差額は40万円です。
どちらがお得でしょう。

 

ヒノキを使用していると売却する時も高値で売れる可能性があります。
この他にもヒノキを使用するメリットがあります。
それは地震に強いという特性を持っているということです。

 

地震に強いと言えば五重塔を連想しますが、五重塔は柱や梁などにヒノキを使用しています。
樹齢1000年以上のヒノキを使用しているのです。
さらに建ててからさらに1300年経過しているので耐久性は既に実証済みです。
是非ヒノキを経験してみてください。

木の家が暖かく感じる理由って

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木でできた住まいはなんとなく暖かみがあってリラックスしますが、これは印象だけでなくいくつもの理由があるのです。

それはこの素材がもつ快適さからくるものです。

まずヒノキやスギなどでできた建物に入ると良い香りがして気持ちがリラックスします。

これはヒノキやスギなどが持つ香り成分に由来します。

アロマテラピーに使われるエッセンシャルオイルにもなっているこれらの香りの成分はα-ピネン、テルペン、リモネン、ショウノウなどがあり、これが香りとしてダイレクトに脳に働きかけてリラクゼーションを引き出してくれるのです。

またこの素材は視覚からも優しさをもたらしてくれ、日光のうちの目に刺激となる紫外線をほとんど吸収してくれるという働きがあります。

そのためヒノキやムク、スギやサクラなどの天然素材でできた住まいは目に優しくリラクゼーションを引き出してくれるのです。

また機能的にも多くの優れた面があり、毎日の生活を快適にする効果があります。

注目すべきはその吸湿性です。

日本には美しい四季がありますが、生活面においては夏は暑く湿度が高く、冬は寒く乾燥してしまうという短所があります。

一年の中で夏は除湿機、冬は加湿器などさまざまな家電を使い分けなくてはならない日本の家屋に最適なのが木が持つ吸湿性です。

集成材などは大変吸湿性が高く、その室内空間の湿度を55%程度に維持する働きがあります。

快適な湿度が40%から70%と言われていますから、いつでも快適な空間を維持することができるのが大きなメリットです。

壁素材がビニールなどの化学素材の場合には室内空間の湿度が上がりすぎたり結露の原因となってしまうため、カビが生えるなど健康上のデメリットも否めません。

フローリングに無垢材を使えば歩くたびに足の裏の湿気を吸湿してくれるので、足も心地よく快適に室内を移動することができます。

温かみのある優しい感触もムク材のフローリングの大きな魅力になっています。

高温多湿の日本の生活において、この吸湿性が室内空間をより快適で健康的に保つ働きがあるのです。

熱伝導率が低く、断熱性が高いのも住まいを快適に維持するポイントです。

鉄に比べてその熱伝導率は1/200という低さで夏の暑さ、冬の寒さから住まいを守ってくれます。

このように木は日本人の住まいづくりに古くから欠かせない存在でした。

木造在来工法に受け継がれた木を使った家づくりは現在でも日本の住まいの中心となっています。

注文住宅を建てる時のポイント

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住居を購入することは、一生の買い物の内で最も高いものではないでしょうか。
やはり、マイホームを手に入れるとなると細部まで自分でこだわりたいものです。
そこで、注文住宅を建てようと思う人も少なくはないでしょう。
今回は、そんな注文住宅について紹介したいと思います。

まずは、注文住宅とは何かです。
注文住宅は、先に土地を購入し、その上にデザイナーさんや設計士の方と相談しながら家の設計をして建てていく方法のことです。
つまり、自分の理想とする家が手に入れやすくなります。
どうしてもすでに建っている住宅の中から自分の理想とする家を探そうとすると、時間がかかったり、一部の条件を譲歩しなければならないことも多いです。
しかし、一から設計する注文住宅では、かなり理想の家に近づけることができるでしょう。

では、そんな注文住宅を建てる際のポイントは何なのでしょうか。

1つ目は、欲しい機能を知っておくことです。
住宅を建てて、やっぱり機能が使いづらい、気に入らないとリフォームすることになると、その分費用は高くなってしまいます。
しかし、あらかじめ欲しい機能や理想の形などを知っておくことで、このようなトラブルは防ぐことができるのです。

2つ目は、動線を考えることです。
特に家事をする人にとって、動線の確保はとても大事なことだと言えるでしょう。
特に、朝の慌ただしい時間の場合、同時に2つ、3つの作業をこなすのは当たり前です。
そうすると、一つ一つの動作をするのに動線がバラバラにあると、なかなかスムーズに作業を進めることは難しくなってしまいます。
家事をする人の動線を考慮しておきましょう。

3つ目は、口約束だけにしないことです。
恐らく、家を建てるときには実際に家を建てる職人や業者とは違い、ハウスメーカーや代理店、工務店や専門店の人と打ち合わせをすることになるでしょう。
そのため、口約束だけで話が進んでいくと、実際に工事が終わって確認したときに「言っていたことと違う」という状況が出来上がってしまうことがあります。
そのため、自分の要望を伝える時には、口頭だけでなく、書面でも表すようにしましょう。
そうすることによって、「言った、言わない」のトラブルを減らすことができます。
このようなトラブルが起こってしまうと、やはり良い気分にはなりませんよね。

住宅とは、人生で一番大きな買い物と言っても良いでしょう。
そんな大きな買い物で後悔するのはぜひ避けておきたいところです。
注文住宅を建てる際には、参考にしてみてください。

二世帯住宅の種類~一部共用タイプ~

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前回、前々回と二世帯住宅のタイプを紹介しました。
今回は、残りの一部共用タイプについて紹介します。

このタイプは、共用タイプと完全分離タイプのハイブリッドであると言えるでしょう。
この一部供用タイプの魅力は、独立を維持しながら交流の楽しみがあることです。
しかし、この交流スタイルは一律ではありません。
そのため、暮らしのシーンを具体的にイメージしながら独立と交流のメリハリをはっきりさせて計画を練るようにしましょう。

では、この一部共用タイプのポイントはどこなのでしょうか。

まずは、生活ゾーンをきちんと分けることです。
普段の暮らしは別々にすることを前提にしている一部供用タイプでは、親世帯、子世帯そして共用スペースをできるだけゾーンとして分けて、動線もあまり交わらないように工夫しましょう。
動線が交わらないようにゾーン分けすることによって、お互いの快適な暮らしに繋がります。

2つ目は、キッチンです。
普段の食事は別々に摂ることになると思いますが、週末や記念日は一緒に食事を楽しみたいと思いませんか?
子世代・親世帯のどちらか一方のダイニング・キッチンを広めにしておくことによって、みんなで集まってにぎやかに料理したり、食事を楽しんだりすることができます。

3つ目は、水廻りの独立性です。
浴室が共用で、洗面室を脱衣所として使っている場合、誰かが入浴中の時に洗面室が使えなくなることがあります。
脱衣所とは別に洗面室を設けることによって、入浴中でも気兼ねなく洗面室を使用することが可能です。
また、浴室を用意しないまでも、各世帯のスペースに専用の洗面コーナーやシャワーなどを設置する工夫をすると良いでしょう。

この一部共用タイプは、しっかりとしたゾーン分けやキッチン、水廻りを整備することによって、家族の交流の場を創出することができます。
プライベートの時間と家族と過ごす時間のバランスを取りやすいものだと言えるでしょう。

タイプごとによって、二世帯住宅の良さが違ってきます。
ぜひ、二世帯住宅を建てる際には生活に合ったタイプを選びましょう。

二世帯住宅の種類~完全分離タイプ~

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前回は、二世帯住宅の共用タイプについて紹介しました。
今回は、完全分離タイプについて紹介します。

完全分離タイプとは、文字通り二世帯を独立させるようにデザインされるものです。
玄関を二つに分け、共用部分を最小限にして完全に独立させた住まいを二つ並べるのが特徴と言えるでしょう。
あらゆる点で独立性をしっかりと確保しつつ、不便を感じないような工夫を凝らすことが暮らしやすさのポイントになります。

では、完全分離タイプの二世帯住宅を建てる際に注意してもらいたいポイントは何なのでしょうか。

まずは、家の分け方です。
二世帯住宅を上下、あるいは左右に家を分けることになります。
左右に家を分ける場合には、上下に分けるときよりも比較的広い敷地が必要になってきます。また、住まいの内部にそれぞれ階段を設けることになるので、空間の使い方に工夫が必要です。
上下に分ける場合は、階段が一つで済みます。
そのため、敷地をより有効に使うことができますが、足音をはじめとする生活音に気を付ける必要があるでしょう。

2つ目は、内部でつなぐのかどうかという点です。
もしも内部にドアを設けないのであれば両世帯の行き来は一度外に出て玄関から再び入ることになります。
行き来する機会が多いのであれば、内部に一つドアを付ける方が便利でしょう。
また、将来この家をどうするかによって、関係するため設計する段階でよく考えておくと良いです。

3つ目は、簡単なリフォームをするだけで完全に独立できるようにすることです。
将来、2つあるうちの1つを賃貸住宅として貸し出すことも考えられます。
その時に便利なのが、玄関やキッチン、お風呂場などすべてを別々にした独立タイプです。
しかし、内部にドアを作った場合、そのまま貸し出すことは難しくなります。
そのため、簡単なリフォームを行うだけで扉を壁にできるように考えておくと良いでしょう。

将来のことを考えるのであれば、この完全分離タイプが便利ではないでしょうか。
ぜひ、二世帯住宅を建てる際には参考にしてください。

二世帯住宅の種類~共用タイプ~

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皆さん、二世帯住宅で暮らすことを考えたことはありませんか?
両親の介護の不安に駆られた時、自分自信の老後が不安な時、色々なきっかけがあるでしょう。

まずは、二世帯住宅の仕組みについて紹介します。
二世帯住宅とは、親の世帯とその子供の世帯が一つ屋根の下で暮らすために考慮された住宅のことを指します。
玄関や浴室、キッチンなどを共有することもありますが、お互いのプライバシーを守るために玄関を別に設けたり、それぞれキッチンや浴室を持つこともあります。
二世帯住宅は、その作りによって共用タイプ、完全分離タイプ、一部供用タイプの3種類に分けることが可能です。

今回は、その中でも共用タイプについての紹介です。

共用タイプは、家の中のほとんどの空間を二世帯で共有することになります。
そのため、大家族ならではの楽しさを味わうことができ、大きな魅力になっています。
しかし、プライベートの時間を確保することが難しくなってしまいがちです。
そのため、いかにプライベート空間を確保するかどうかが快適に過ごすためのポイントになってきます。

では、どのように空間を分けていけば良いのでしょうか。

1つ目は、収納面についてです。
収納は、性格や好みが大きく表れる面でもあります。
そのため、特に普段使うものに関してはできるだけ別に収納することが理想です。
それぞれの収納を広めに確保し、両世帯のものがなるべく混在しないように工夫しましょう。

2つ目は、水廻りです。
水廻りは、使いたい時間帯が重なると、思うように使うことができません。
そういった問題を解決するために、ミニキッチンやシャワーを設置してみてはいかがでしょうか。

3つ目は、プライベートリビングです。
寝室にゆとりを持たせてリビングとしての役割も持たせることによって、プライベートな時間を過ごしやすくなります。
また、床の高さを変えることによって独立性を持たせることも可能です。

上手く共有スペースと世代ごとのスペースを分けることで快適に過ごしやすくなります。
ぜひ、二世帯住宅を建てる際に参考にしてください。

住宅ローン控除とは

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住宅ローンを全額長い時間をかけて支払わなければならないと考えたとき、気が遠くなりそうになることはありませんか?
実際、30年ローンを組んで返済していくことを考えると果てしなく感じることもあります。
しかし、現在は住宅ローン控除という制度があるのです。
今回は、この住宅ローン控除について紹介します。

一般的に住宅ローン控除と言われれば、新築住宅、中古住宅の取得や一定のリフォーム工事を行う際に10年以上のローンを組んだ場合に所得税が10年間控除される制度のことを指します。この制度を利用すると、少しでも費用を抑えることができるのです。

よくローン残高の1%の額が戻ってくることが強調されていますが、実際には年間最大控除額、その年に納める所得税額のうち一番少ない金額が上限となります。
そのため、実際に戻ってきた金額を見て思っていたものと違うということが起こっているのです。

例えば、年末の住宅ローンの残高の1%の額が30万円で、その年に納める税額が25万円、最大控除額が年間40万円になっている場合、戻ってくる金額は25万円です。
つまり、納める税額が少ない場合、計算から求められる控除額や最大控除額がどれほど大きくても意味がない、ということになります。
また、所得税から控除しきれない額がある場合は、個人住民税から控除されることになりますが、一般的には最大控除額を控除してもらうのは、高額納税者のみと言われています。

住宅ローン控除を受けたいと考えているのであれば、最大額を控除してもらうことが難しいことを理解しておきましょう。

では、住宅ローン控除を受けるための条件は何なのでしょうか。

・自ら所有し、居住する住宅であること
・住宅の引き渡し又は工事完了から6か月以内の居住すること
・床面積が50m²以上であること
・床面積の二分の一以上が居住用であること
・借入金の償還期間が10年以上であること
・年収が3000万円以下であること
等です。
また、中古住宅や増改築・リフォームでも一定の条件を満たしていれば、住宅ローン控除を受けることができます。

住宅を建てる前、改築やリフォームをする前に確認してみてはいかがでしょうか。

家を建てるときに必要なお金

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前回、注文住宅を建てる際には建築費以外にも費用がかかることに軽く触れました。
今回は、家の工事以外にかかる費用について紹介していきます。

実は、住宅を建てる際に必要になってくる費用の全てを総費用と呼び、この総費用を3つに分けることができます。
その3つとは、本体工事費用・別途工事費用・諸費用です。

本体工事費用とは、読んで字のごとく家本体を建てる際の費用のことを指します。
また、住宅を建てる土地の代金もこの本体工事費用に含まれていることが多いのです。

総費用のうち、別途工事費用と諸費用が家そのものの工事以外にかかる費用と言うことができます。
では、これらの費用はどのようなものなのでしょうか。

まずは、別途工事費用です。
これは、ガスや水道などの敷設工事、駐車場や庭などの外構工事、エアコンや照明器具、カーテンの購入などに使われるものを指します。
この別途工事費で気を付けておくべき点は、家を建てる土地などの条件によって金額が変わってくることです。
高低差のある土地や、道路から離れている土地ではガスや水道の引き込み費用が高くなってしまいます。また、地盤の弱い土地では地盤改良をする必要が出てくるからです。
安い土地を購入する際には、別途費用が多くかかってくる土地なのかを聞いてみてはいかがでしょうか。

次は、諸費用です。
この諸費用で注意してもらいたいのは、住宅取得前後に現金で支払わねばならない費用であるということです。
そのため、現金を余裕が出る程度には用意しておきましょう。

諸費用には、各種税金や住宅ローンの手続き料、地震保険・火災保険などの保険料、引っ越し代や家具・家電の購入費が挙げられます。
この諸費用は、忘れられがちですが実はかなりの金額になってしまいます。
特に、税金や売買契約書と工事請負契約書に使われる印紙代はかなり高額になる場合があります。
そのため、住宅を建てる土地を決めるときに手続きに必要な費用を調べておくと良いでしょう。

住宅を建てるための予算は、全てを住居の費用に充てることはできません。
資金計画を立てる際には、これらの点に注意しておきましょう。

住宅の資金計画のポイント

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皆さん、家を建てたいと思ったことはありませんか?
きっかけはさまざまだと思いますが、マイホームを持つことは人生の大きな目標の一つではないでしょうか。
しかし、いざ家を建てようとなったときにどれくらいのお金が必要なのかご存知でしょうか。恐らく知らない方も多いでしょう。

そこで今回は、住宅の資金計画について紹介します。

資金計画で重要なのが、しっかりと総予算を把握することと無理のない返済計画を立てることです。
それぞれを見ていきましょう。

まずは、総予算です。
総予算とは、住宅を建てる際の予算全てのことを指します。
総予算は、自己資金とローンの借り入れ額の合計で決まります。
特に重要なのが、ローンの借り入れ額です。ローンは返せなくなってはいけません。そのため、しっかりと返済できる借り入れ額を知りましょう。

よく使われる借り入れ額の決定方法を紹介します。
まずはじめは、いくら返済できるかを年収と返済可能額の両方から計算し、年間返済額を決めるのです。
次に年収に対する年間返済額を12か月で割ります。これが、月毎の返済額になるのです。
一月の返済額が決定したら、金融機関が出している100万円当たりの毎月返済額を参考にローン借り入れ額を決めましょう。
その時にボーナスを返済に利用するのかどうかも決めておくと良いでしょう。

この他にも色々な方法があるので、気になる方は専門家に問い合わせると良いです。

次は、無理のない返済計画です。

家を建てた当初は、共働きの生活で金銭的に余裕のある状態かもしれません。
しかし、子供が出来たり進学するなどで家計状況も変化することでしょう。
そのため、将来家計が変わることを前提に資金計画を立てる必要があります。
家計状況に応じて返済方法を組み替えたり、繰り上げ返済を利用したりするなどの工夫をしておくと良いでしょう。

最後に、注意してもらいたいことを紹介します。
実は、家を建てるときに必要な費用は、家の建設費だけではない、ということです。
引っ越し代金や、引っ越しに伴う各手続きの費用、新しく家具を買い替えるのであればその費用、ローンの申し込みにもお金が必要なのです。

ぜひ、これから資金計画を立てるのであれば、以上の点を考慮してみてください。

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