2016.12.08
セパレートキッチンとは?
I型キッチン、L型キッチンに続いて、今回は一風変わったシステムキッチン、セパレートキッチンをご紹介致します。
前々回ご紹介したI型キッチンはシンクからコンロまでが一直線になっており、前回ご紹介したL型キッチンは折れ曲がった構造をしており、両辺にそれぞれシンクとコンロが備え付けられていました。
一方、今回ご紹介するセパレートキッチンは、その名の通り、シンクとコンロが別々に分かれた構造をしています。その形から別名Ⅱ型キッチンと言われています。まっすぐ1列に並んだI型キッチンと比較して、2列に並んだⅡ型はちょうどギリシャ文字のⅡのような形になっているという訳です。
それでは、そんなセパレートキッチンのメリット・デメリットについてご紹介していきましょう。
セパレート型キッチンの大きな特徴としては、シンクとコンロが別々になっていることが挙げられます。これはどういう事を意味するのかというと、シンクとコンロそれぞれの横に作業スペースを設けることができるということになります。キッチンでお料理をする時、ものを置くスペースがなくて困ったという経験は普段お料理をされる方なら誰しもが経験したことがあるはずです。両側に大きな作業スペースをとることのできるセパレートキッチンはそんな作業スペース不足で悩むということはほとんどありません。
また、実際にかなり広い作業スペースがあるため、L型キッチンよりもさらに大人数でお料理を楽しむことができます。友人や家族でわいわいお料理パーティーをするのも良いかもしれません。
一方で、セパレートキッチンのデメリットとして挙げられるのは、シンクとコンロが別々になっているため、食材や鍋などの大きな調理器具を運ぶのが面倒だという点です。シンクで洗って野菜などをコンロスペースに移す時に、野菜から水滴がポタポタと落ちて床が汚れてしまうような場合もありますし、また熱々になった鍋を運ぶ際には十分注意する必要があります。
また、I型キッチンのようなカウンターがないため、調理スペースが丸見えになってしまう場合があります。調理を行った後には、しっかりと掃除をして他人に見られても大丈夫な状態にする必要があると言えるでしょう。
とはいえ、作業スペースがかなり広いセパレートキッチンはお料理好きの方にはおすすめのシステムキッチンです。毎日のお料理ライフを目一杯楽しみたいという方はぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか?