2016.09.28

ヒノキのメリット

ヒノキは白アリを寄せ付けない特性から薬剤を散布する白アリ駆除をしなくても良いことになっています。
またカビやダニなどの発生を抑制してくれます。
このような木を使用した家こそ本当の意味で安心して住むことができる家なのです。

 
特に国産のヒノキは薬品を使用しなくても何も問題ありません。
それに比べて他の木材はむしろ薬品を使う必要があります。

 

しかもたとえ薬品を使っても寿命はほんの5年程度です。
5年たったらまた薬品を投入する必要があります。
このため、5年ごとに薬品を使用する必要があるのです。

 

例えば、20坪程度に必要な白アリ駆除の費用が1回でだいたい15万円かかります。
35年では7回の白アリ駆除が必要なので合計105万円費用が発生しますが、ヒノキを使用した場合はこの費用が一切発生しません。

 

ヒノキを使用するメリットはこれだけではありません。
カンナをかけるとツヤが出るようになります。
また耐久性もある程度高いので柱などに使われたり、天井や障子などにも使用される場合があります。

 

あの世界で最も古い木造建築の法隆寺は主にヒノキが使用されています。
法隆寺が建ったのは8世紀あたりなので既に1200年も経過していますが、この年月を耐えたのはヒノキを使っていたことが大きいと思われます。

 

一般の住宅でも1000年以上とはさすが言わないまでも100年程度は住める家を建てたいものです。
ヒノキであれば実現可能なのです。
このように何かとメリットのあるヒノキですが、実際に家を建てる際にヒノキを使用すると高くなるのではないかと不安を感じる方も多いと思われます。

 

実は住宅を建てる際に木材にかかる費用は全体のどの程度占めるのかと言いますと、ほんの8%程度です。
このため、例えば今2000万円の予算で建てると想定した場合に木材にかかる費用は160万円です。
ヒノキを利用するにはさらに2%費用を上乗せするだけなのでさらに40万円プラスすれば50年から100年以上の耐久性が得られるのです。

 

ヒノキを使用しない場合の耐久性が30年、使用した場合は50〜100年です。
差額は40万円です。
どちらがお得でしょう。

 

ヒノキを使用していると売却する時も高値で売れる可能性があります。
この他にもヒノキを使用するメリットがあります。
それは地震に強いという特性を持っているということです。

 

地震に強いと言えば五重塔を連想しますが、五重塔は柱や梁などにヒノキを使用しています。
樹齢1000年以上のヒノキを使用しているのです。
さらに建ててからさらに1300年経過しているので耐久性は既に実証済みです。
是非ヒノキを経験してみてください。

ホーム > ヒノキのメリット