2016.12.20

ペニンシュラキッチンとは?

前回ご紹介したキッチンは、キッチン自体が完全に独立しており、島のように部屋の中に存在するキッチンでした。今回はそんなアイランドキッチンに似たキッチンでペニンシュラキッチンというシステムキッチンをご紹介致します。

では実際どの点でアイランドキッチンと異なるのでしょうか?アイランドキッチンは完全に壁から独立している一方で、ペニンシュラキッチンは左右のどちらかが壁にくっ付いた構造、つまりペニンシュラ(半島)のような構造をしています。

それではアイランドキッチンと異なるペニンシュラキッチンの特徴についてご紹介していきます。

一般的にオープンキッチンというとアイランドキッチンを思い浮かべる方が多いのですが、実際にはアイランドキッチンよりペニンシュラキッチンを選択されるお客様が多いのが実情です。アイランドキッチンはその構造的特徴上、間取りにかなりの制約がかかるのですが、ペニンシュラキッチンはそういった制約はあまり受けません。そのため、実質てきにはペニンシュラキッチンが代表的なオープンキッチンであると言えます。

またペニンシュラキッチンは壁にくっついている分、油はねなどの料理の際にでる汚れに強く、また強力な換気扇も豊富な種類から選ぶことができます。

このような特徴からペニンシュラキッチンはアイランドキッチンの持つオープンキッチンの良さを残しつつ、手入れのし易いキッチンとして大変人気となっています。

しかし、ペニンシュラキッチンにもデメリットはあります。

まず、やはりアイランドキッチンと比べるとペニンシュラキッチンは開放感や存在感の点で劣ってしまいます。オープンキッチンに分類されているといえども、構造上は一般的なキッチンになっているので、見た目のインパクト面では少々力不足感が出てしまいます。

またアイランドキッチンのようにキッチンの周りを回ることができないため、お料理の際の機能性が少し落ちることも大きなデメリットとして挙げられます。

とはいえ、ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンに比べると手が出やすいオープンキッチンです。オープンキッチンにご興味がある方はぜひ一度ご検討されてはいかがでしょうか?

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