2016.09.03
二世帯住宅の種類~共用タイプ~
皆さん、二世帯住宅で暮らすことを考えたことはありませんか?
両親の介護の不安に駆られた時、自分自信の老後が不安な時、色々なきっかけがあるでしょう。
まずは、二世帯住宅の仕組みについて紹介します。
二世帯住宅とは、親の世帯とその子供の世帯が一つ屋根の下で暮らすために考慮された住宅のことを指します。
玄関や浴室、キッチンなどを共有することもありますが、お互いのプライバシーを守るために玄関を別に設けたり、それぞれキッチンや浴室を持つこともあります。
二世帯住宅は、その作りによって共用タイプ、完全分離タイプ、一部供用タイプの3種類に分けることが可能です。
今回は、その中でも共用タイプについての紹介です。
共用タイプは、家の中のほとんどの空間を二世帯で共有することになります。
そのため、大家族ならではの楽しさを味わうことができ、大きな魅力になっています。
しかし、プライベートの時間を確保することが難しくなってしまいがちです。
そのため、いかにプライベート空間を確保するかどうかが快適に過ごすためのポイントになってきます。
では、どのように空間を分けていけば良いのでしょうか。
1つ目は、収納面についてです。
収納は、性格や好みが大きく表れる面でもあります。
そのため、特に普段使うものに関してはできるだけ別に収納することが理想です。
それぞれの収納を広めに確保し、両世帯のものがなるべく混在しないように工夫しましょう。
2つ目は、水廻りです。
水廻りは、使いたい時間帯が重なると、思うように使うことができません。
そういった問題を解決するために、ミニキッチンやシャワーを設置してみてはいかがでしょうか。
3つ目は、プライベートリビングです。
寝室にゆとりを持たせてリビングとしての役割も持たせることによって、プライベートな時間を過ごしやすくなります。
また、床の高さを変えることによって独立性を持たせることも可能です。
上手く共有スペースと世代ごとのスペースを分けることで快適に過ごしやすくなります。
ぜひ、二世帯住宅を建てる際に参考にしてください。