2016.08.19

住宅の資金計画のポイント

皆さん、家を建てたいと思ったことはありませんか?
きっかけはさまざまだと思いますが、マイホームを持つことは人生の大きな目標の一つではないでしょうか。
しかし、いざ家を建てようとなったときにどれくらいのお金が必要なのかご存知でしょうか。恐らく知らない方も多いでしょう。

そこで今回は、住宅の資金計画について紹介します。

資金計画で重要なのが、しっかりと総予算を把握することと無理のない返済計画を立てることです。
それぞれを見ていきましょう。

まずは、総予算です。
総予算とは、住宅を建てる際の予算全てのことを指します。
総予算は、自己資金とローンの借り入れ額の合計で決まります。
特に重要なのが、ローンの借り入れ額です。ローンは返せなくなってはいけません。そのため、しっかりと返済できる借り入れ額を知りましょう。

よく使われる借り入れ額の決定方法を紹介します。
まずはじめは、いくら返済できるかを年収と返済可能額の両方から計算し、年間返済額を決めるのです。
次に年収に対する年間返済額を12か月で割ります。これが、月毎の返済額になるのです。
一月の返済額が決定したら、金融機関が出している100万円当たりの毎月返済額を参考にローン借り入れ額を決めましょう。
その時にボーナスを返済に利用するのかどうかも決めておくと良いでしょう。

この他にも色々な方法があるので、気になる方は専門家に問い合わせると良いです。

次は、無理のない返済計画です。

家を建てた当初は、共働きの生活で金銭的に余裕のある状態かもしれません。
しかし、子供が出来たり進学するなどで家計状況も変化することでしょう。
そのため、将来家計が変わることを前提に資金計画を立てる必要があります。
家計状況に応じて返済方法を組み替えたり、繰り上げ返済を利用したりするなどの工夫をしておくと良いでしょう。

最後に、注意してもらいたいことを紹介します。
実は、家を建てるときに必要な費用は、家の建設費だけではない、ということです。
引っ越し代金や、引っ越しに伴う各手続きの費用、新しく家具を買い替えるのであればその費用、ローンの申し込みにもお金が必要なのです。

ぜひ、これから資金計画を立てるのであれば、以上の点を考慮してみてください。

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