2023.02.11
大雪のお披露目会のお家から屋根を眺めてみました
建築設計の贄田です。
2月11日(土)12日(日)お披露目会でご案内中です。
今朝は昨日の大雪で朝からお披露目会の駐車場の雪かきをしました。
一昨日の本社内の引っ越しや自宅の雪かきもあり、腕がパンパンで息も上がっています。
二階の吹き抜けホールから、景色を見ながらの、ブログ投稿です。
ここから見える景色の中で、色々な屋根が見えるのですが、
屋根からその家の断熱性能が判ります。
昨日、雪が降ったため、それぞれの屋根にも雪が沢山積もっています。
南の屋根の雪は今日の燦々の太陽の日差しでどんどん解けはじめています。
日が当たりにくい北側の屋根に注目です。
雪が解けている屋根と解けてない屋根、ここに断熱性能の差が出ます。
皆さんはどちらが断熱性能が高いお家だと思いますか。
何となく、暖かいお家のイメージからすると、家の中が暖かいので屋根の雪が解ける家の方が、
暖かいイメージと思われる方も、いらっしゃるかと思います。
屋根材や仕様によっても状況が変わりますが、実は断熱性能の高い家では、屋根の雪が解けにくく雪が残ってしまいます。
それは、断熱性能が高い家では、家の中の熱が逃げにくく伝わりにくい構造となっているからです。
当然、屋根の上の雪にも熱が伝わりにくいので、その結果、雪が解けず残ってしまいます。
特に屋根から逃げる熱は、家全体の中でも、とても大きな割合となりますので、
リフォーム等する際は、屋根の下側部分(天井や屋根や小屋裏)を断熱を増やすと効率的に断熱性を上げる事ができます。
是非、雪が降った時は、色々な屋根を観察してみると発見があると思います。