2017.03.16
安全な住宅へ!耐震・制震・免震の違いとは
安心した住宅に住みたい。
このようなことを重点的に住宅を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
安全の住宅を決める上で「地震」に強い住宅を選ぶ必要があります。
今回は地震に強い住宅として「耐震・制震・免震」の違いに関してお話ししていきます。
・耐震
耐震とは主に建物が壊れないような筋交いの構造で耐力性が高いものを言います。金物でできた柱などを用いて、建物が壊れないようにすることが重点に置かれています。
・制震
制震は基本的に制震装置がエネルギーを吸収してくれることを言います。前提として耐震性が高くないといけません。耐震性をうまく吸収する上で必要な構造になっています。
・免震
免震は基本的に建物と地面が固定された状態を維持することを言います。地面と建物がくっついた状態を維持するにも大きなエネルギーを吸収しなくてはいけません。
今までお話ししてきたように地震に対応したものとして「耐震・制震・免震」があることについてしれましたね。総合した耐震性のポイントは主に地盤と建物です。先ほどお話ししたようにまずは地面と建物がしっかり固定されている必要があります。この点で免震の効果を高める必要があり、建物の状態をいい状態にキープしておくことで制震・耐震につながっていきます。
・耐震には3段階ある
自分の住宅が果たして安全か知るには耐震等級を用いることができます。この耐震等級は客観的に耐震性を測ることができるので信頼性も高く何かとリフォームの基準にすることができます。
等級1:これは極めて稀な大きな地震に耐えきれないほどの耐震性
等級2:等級1の1.25倍の力で崩壊する耐震性
等級3:等級1の1.5倍の力で崩壊する耐震性
ぜひこの耐震等級を基準にしてみてください。
いかがでしたでしょうか。安全な住宅に住むためにいろんな地震の基準や診断の基準をお話ししていきました。ぜひ物件を選ぶ際はこの記事を参考にして判断をしていきましょう。今回はありがとうございました。