2017.09.24

家づくりの資金計画に!ついつい忘れがちな諸経費とは?

皆さんがお家を建てようと思われたとき、住宅の購入費や頭金、住宅ローンなどについては誰しもが慎重に検討なさることですよね。

しかし実は、住宅を購入して新しく住み替えるという行為にはその他にも諸費用がかかってくるということをご存知ですか?

「諸費用」というと安く思われがちですが、多い時には100万円を超えるケースもあり、決して見逃すことが出来ない費用です。

 

□印紙税

印紙税とは、住宅の売買契約書や住宅ローンの契約書を交わすときに、その契約書にかかる税金のことを指します。

こちらについてはそこまでの金額にならないこともありますが、1000万円を超える住宅であれば、ローンの契約書に2万円、工事請負に関する契約書に2万円という税額が原則で定められています。

またこの金額は住宅の値段が高ければ高いほど高額になっていくので、注意しておきましょう。

 

□土地に対するお金

土地に関しても、購入費用だけでなくその他の費用が必要になります。

まず土地を購入するうえで、その土地に家を建てても安全かどうかを調べるために調査士に依頼する費用が必要であったり、土地の状態が適切でなければ土地改良費がかかったり、土地の登録のために司法書士への依頼の費用がかかったりすることもあります。

 

□不動産取得税

不動産を購入したときに支払う税金で、固定資産税評価額に対して原則として4%を乗じた金額を支払う必要があります。

つまりこちらも、住宅の金額が高ければ高いほど高額支払いになります。

こちらは毎年収める住宅税とはまた別物になるため、注意して下さい。

 

これから土地を探して家を建てて、色々な行動が必要となる家づくりですが、その行動一つひとつに何かしらの費用が掛かるつもりで資金計画を立てていきましょう。

 

諸費用を諸費用として侮っていては、住宅そのものの設計を妥協するなどして資金を捻出しなければならない可能性もあります。そうならないためにも、諸費用についてもきちんと検討しておきましょう!

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