2017.02.13

屋根の雪対策ってどんなこと?

降雪の多い地域にお住まいの方は、屋根への降雪に気をかけた方も多いのではないのでしょうか?
毎年屋根に雪が積もればどのようなことを考えますか?
今回は、屋根の雪対策についてお伝えしていこうと思います。

雪が降った際、多くの方は雪下ろしを行うと思います。
ですが雪下ろしは実際非常に危険な作業です。
まずは雪の恐ろしさについて再確認してみようと思います。
パラパラと降る雪に脅威はありませんが、積もっていき固まった雪は500kgにもなると言われています。
つまり屋根に上り、雪下ろしを行っている時に足を滑らせて下にでも落ちたら、相当の衝撃を受けてしまいます。
雪下ろしをする際は必ず一人ではなく、もしものことに備え二人以上で無理をせず行ってくださいね。

又、屋根から雪が落下してくる可能性も十分に考えられますね。
そういった危険を防ぐために、雪止め金具の利用が効果的かもしれません。
温度の上昇などが原因で雪が溶け、落ちるのを防ぐことができます。
これは自分への影響だけでなく、周囲への影響も十分に考えられます。
通路に面していたり、隣の家が近い場合など、落雪で多大なる被害をもたらすこともあるので、注意が必要ですね。

しかし現在では、雪下ろしの必要もなくなってきています。
融雪ネットというものも登場し、ヒーターを屋根に取り付け、自動的に雪を溶かすことができます。
これは、体の自由がきかない高齢の方にも効果的なものですよね。
他の手段としては、屋根自体を無落雪屋根にリフォームするというものです。
雪を融かすエネルギーも必要とせず、何と言っても雪下ろしの必要がなくなるのが最大の利点です。
ですが、リフォームということで費用もかかることなので、たまにしか雪が降らない地域には勿体無いかもしれませんが、毎日のように雪下ろしが必要といった地域の方にはいいかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか?
降雪の多い方で雪の処理に苦労されている方も多いと思われます。
この機会に今一度新たな対策を考えてみてはいかがでしょうか。

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