2019.05.20
松本市の注文住宅のプロが解説|長期優良住宅とは?
「寿命の長い注文住宅の購入を考えている」
「長期優良住宅というのがあると聞いたが、何かよくわからない」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
長期優良住宅とは、その名の通り長持ちする優良な住宅のことです。
しかし、実は長持ちすること以外にもメリットはたくさんあります。
そこで今回は、長期優良住宅とはいったい何か、そのメリットについてご紹介します。
□長期優良住宅とは?
2009年に、長期優良住宅認定制度という制度が始まりました。
この制度で、長く安全に暮らせる住宅と認定されたのが、長期優良住宅です。
認定されるには以下の基準をクリアしなくていけません。
・バリアフリー
将来、家族構成や年齢の変化によりバリアフリーリフォームをするときに、対応しやすいこと
・可変性
ライフスタイルに合わせて、間取りが柔軟に変更できることです。
・省エネ
断熱性のような次世代省エネルギー基準にあった性能があることです。
・住居環境
景観の維持や、地域の環境にも配慮していることです。
・維持保全計画
住宅のメンテナンスや修繕の計画がしっかりとしていることです。
・維持管理、更新の容易性
建物本体にダメージを与えることなく、配管や内装の変更工事ができる状態になっていることです。
・劣化対策
通常の使用の元なら100年以上住み続けられ、数世代にわたって快適に暮らせることです。
・住戸面積
一戸建てなら75平方メートル以上、マンションなら55平方メートル以上の広さが確保できていることです。
□長期優良住宅のメリット
*住宅ローン控除
住宅ローン控除の対象となる額の上限が一般住宅は4000万円のところを、長期優良住宅だと5000万円まで上がります。
*不動産所得税
不動産は取得したときに税金がかかります。
長期優良住宅だと、不動産所得税の控除上限額も1200万円から1300万円まで上がるので、税金を節約できます。
*登記免許税
住宅を建てたときには、法務局で所有権保存登記をします。
登記にかかる税金も優遇されます。
*固定資産税
条件をクリアしていると、一戸建ては3年間、マンションは5年間固定資産税が半額になる優遇措置があります。
これが長期優良住宅だと、一戸建ては5年間、マンションは7年間に延長されます。
□まとめ
今回は、長期優良住宅とはどのような住宅なのかについて、とメリットについてご紹介しました。
お金のメリットがたくさんあり、驚いた方もいるのではないでしょうか?
家はやすらぎの空間となる場です。
長期優良住宅のように長く、安全、安心に過ごせる家づくりをしましょう。