2018.08.23
注文住宅の諸費用の内訳とおおよその費用について
注文住宅購入にかかる費用として、本体工事費用・別途工事費用・諸費用があります。
この中で諸費用については、その内訳が分からずお金をどのくらい確保するべきか分からない、という方がいるのではないでしょうか。
今回は諸費用の中でも、費用が多くかかるものを中心に、それぞれの費用の目安について、お話しします。
□諸費用項目について
一般的に諸費用は全費用の1割~1.5割ほどであるようです。
また、諸費用の多くは現金で用意しなければいけない場合が多いため、項目や価格など詳細に把握しておく必要があります。
諸費用項目は、大きく分けると土地購入にかかる費用とその他の2項目です。
その他には、仲介手数料・登録免許税(土地の登記費用)・土地購入の手付金などがあります。
これらに加えて建築全般にかかる費用として、設計費・家具用の費用・引っ越し費・仮住まい費用・水道加入料・建築確認申請費用・登録免許税(所有権保存登記・建物表示登記)などが挙げられます。
以下は、それぞれの費用が実際にどれくらいかかるかについての詳細です。
*土地購入にかかる費用
仲介手数料:土地価格の3.24%+6.48万円が上限
登録免許税(土地の登記費用):土地価格の1.5%
土地購入の手付金:土地代金の10%(※土地の購入費の一部先払い)
仮に、土地代金が2000万円であれば、その土地購入にかかる費用は約300万円です。
*その他
設計費:建築費の10%~15%
家具用の費用(家電・その他の物品も含む):80万円
引っ越し費:30万円
仮住まい費用:1カ月あたり30万円
水道加入料:20万円
建築確認申請費用:10~20万円
登録免許税(所有権保存登記・建物表示登記):20~25万円
などです。
今回は諸費用項目の中でも、多くの費用が必要である項目についてそれぞれの費用の目安をご紹介しました。
建築費や土地購入費によって値段は大きく変わることと、他の諸費用項目もあることを考慮した上で、どれくらいの予算が出せるのか考えてみてください。
予算は万が一に備えて少し多めに設定することをおすすめします。