2018.08.08
注文住宅を建てる際の予算とは?年収と関連づけて徹底解説します
■はじめに
注文住宅を建てる際に、「どれほどの予算が必要なのかわからない」とお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
無理な予算を組むと、返済ができないといった大変なことになってしまうかもしれないため注意が必要です。
実は、年収を目安に予算を組むと支払い計画が立てやすくなります。
この記事では、注文住宅の予算を年収と関連づけてご紹介したいと思います。
■注文住宅を建てる人の平均年収とは?
国土交通省住宅局が出している調査によると、新築の注文住宅を購入した人の平均年収は659万円です。
また購入資金の内訳としては、合計4,176万円に対し、自己資金が1,529万円と借りた金額が2,647万円で、3〜4割程度を自己負担していることが見てとれます。
そのため、ある程度の自己資金を用意してから注文住宅を購入したほうが、借入金を抑えることができ、購入後の支払いが楽になると言えます。
■気になる注文住宅の予算は年収の5倍?
一般に、注文住宅の購入する際の予算は年収の5倍程度と言われます。
しかし、すべての人に当てはまるという訳ではなく、それぞれの年収や家庭環境、家族の人数によってこの数字は変わってきます。
なぜなら、注文住宅購入後のローンの支払いに加えて、光熱費や生活費、またお子さんがいらっしゃる家庭では養育費などが必要となるからです。
そのため、年収の5倍というのは目安としておいて、ご自身の家庭の状態を考慮して予算を立てるのが良いでしょう。
■注文住宅の予算の計算方法とは?
注文住宅の予算は「年収×年収倍率+自己資金−諸経費」でおよそ計算できます。
年収倍率とは、住宅の価格が年収の何倍に当たるかを比率で表したものです。
この予算を元に、余裕を持った資金の使い方をすることで、無理なく注文住宅を購入することができるでしょう。
■おわりに
注文住宅の予算を年収と関連づけてご紹介しました。
注文住宅の予算は綿密な計画が必要となります。ぜひこの記事を参考にしてみてください。