2017.07.24

注文住宅失敗しないために。その1

完全オーダーメイドとなる注文住宅は、モデルルームなどの完成品を見て購入するのと違い、1から自分達の家を作っていく面白さがある反面、実際に住むまでは気が付かなかったミスなどが起こりがちです。私達は専門の建築家ではないので、先に考慮しておけと言われても難しいのが現状でしょう。そこで今回は、起こりがちな注文住宅の失敗についてお伝えします。それらの失敗を参考にして「しまった!」とならないようにしましょう。

 

■収納の作り
一番多いのが、収納の間取りの失敗です。狭すぎて物が入らない、出し入れがかなり難しいなど、収納はあまり深く考えない方が多いので失敗しがちなのでしょう。さらに、十分な広さを取ったとしても、収納場所も大事です。ウォークインクローゼットの先に部屋を作るなどは止めておいた方が良いでしょう。

 

・どうすれば防げるの?
注文住宅を考えている方は、図面に自分の考える家の作りを反映させていらっしゃると思います。ここでは、その注意点についてお伝えします。
まずは、図面に坪数だけでなく幅や奥行きを記入することで、具体的にどれだけの幅があるのか分かります。また、タンスなどの収納したい物のサイズと収納スペースの幅は、必ず測るようにしましょう。特に、収納したい物のサイズが収納スペースより数センチ大きいだけで入らなくなるので、注意するようにしましょう。

 

・ポイント
収納スペースは床の面積だけでなく、出し入れする壁などの面全体の面積で考えるようにしましょう。

 

■部屋の広すぎ狭すぎ
広過ぎるよりも狭過ぎるというのが殆どのパターンです。狭い空間に自分の入れたい機能を全て入れたのは良いですが、それぞれがとても狭くなってしまったというのはよく聞きます。和室が狭く友人を呼びづらかったり、リビングを広くした分玄関を狭くしたら圧迫感が半端ではなかったりするなんてこともあります。

計画の段階で自分の家の広さをしっかりと考え、どれが本当に必要な機能なのか、どこは譲れないという所なのかなどを話し合っておき、優先順位を付けるようにしましょう。

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