2018.09.17

注文住宅購入をご検討の方へ:見積もりの注意点をご紹介

注文住宅は依頼者の希望が反映されやすいという利点がありますが、失敗談も数多くあります。
そのため、購入前に慎重になる方も多いのではないでしょうか?

 

多くの失敗は予算や間取りの問題です。
予算内に費用を納めるためには見積もり書がポイントとなります。
今回は見積もり書の注意点についてご紹介します。

 

 

□見積もり書に関する注意点

見積もり書とは、希望条件で住宅を購入するならいくらぐらいかかるかを表したものです。
見積もり書は打ち合わせ段階と契約前で大きく二つに分けらます。
打ち合わせ段階では希望をもとに業者が概算で予算を提示します。
依頼する業者の決め手としてこの予算は重要です。

 

しかし、概算で予算を出しただけですので見積もり書の金額と実際の金額が異なるのが一般的です。
見積もり書と数百万円も金額が異なることもよくあります。
土地の確定、間取り、設計が確定しないと正確な予算が算出できないためです。
そのため打ち合わせ段階で一番安い業者に依頼しても結果的に一番安くなるとは限りません。

 

次に、具体的に見積もり書において注意すべき点をご紹介します。

 

*同じ図面で見積もりを依頼する

打ち合わせ段階では業者により見積もりの制度が異なり予算もバラバラです。
おすすめなのは、インターネット等であらかじめ希望に近い間取りをダウンロードすることです。
このダウンロードした間取りをもとに、複数の業者に見積もりを依頼してみてください。
同一のもので見積もりを行うため精度の高い業者比較が行えます。

 

*記載内容をよく確認する

予算オーバーしてしまう大きな要因には関連諸経費を考慮にいれていなかったことが挙げられます。
業者によって見積もり書に記載されている内容が異なります。
多くの場合、引っ越し代やローン費用が含まれていません。
見積もり書の金額と見積もり書に記載されていないこれらの関連諸経費の金額の合計が必要経費となります。

そのため、見積もり書の内容をよく確認してください。

 

今回は見積もり書の注意点についてご紹介しました。
見積もり書は打ち合わせ段階では制度が低く、また、契約前の見積もり書についても記載内容が業者により異なります。
細部に注意して予算内で住宅建築をしていただければと思います。

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