2019.03.14

二世帯住宅にはどんな種類があるの?松本市で注文住宅を建てる

両親の介護をするためや、子育てで親が近くにいてくれると安心という理由から、二世帯住宅を検討される方が多くいらっしゃいます。
二世帯住宅には、居住者様の目的に合うように、大きく分けて3種類の間取りがあります。
そこで、二世帯住宅の3種類の間取りと、それぞれの間取りの長所と短所をご紹介します。

 

□完全同居

完全同居は、寝室以外はすべて共用にする間取りです。

 

*長所

両世帯の生活リズムが同じ場合は、完全同居の間取りにすることがおすすめです。
寝室以外を共用するので、必然的に家族が接する時間が増えます。
それにより、親の世帯と子の世帯が離れて生活している家庭よりも、家族間の交流が増え、より楽しい、心豊かな生活を送ることができます。
また、建築費用を考えると、完全同居タイプが一番費用を抑えることができます。

 

*短所

他の間取りよりも、個人や世帯ごとのプライバシーがある空間が少ないので、その点に居心地の悪さを感じるようでしたら、他の間取りがおすすめです。
また、両世帯の生活リズムが大きく異なる場合や、義理の両親との関係性が不安な場合は、両世帯がそれらのことを気にして生活しなければなりません。

 

□部分共用

玄関や駐車場など部分的に共用し、あとの設備は各世帯用で分かれているのが、部分共用タイプの間取りです。
「寝室以外すべて共用」は避けたいが、家族間の交流を減らしたくないという方におすすめです。

 

*長所

ある程度両世帯のプライバシーを守ることができ、両世帯の生活リズムが異なってもお互いあまり気にせずに生活できる点が、部分共用の長所になります。

 

*短所

住宅の形と間取りを考えないで建ててしまうと、せっかくの部分共用の間取りの長所が生かされなくなってしまいます。
例えば、生活リズムが異なるため部分共用にした場合、共用する設備を寝室の近くにしてしまうと、音が別世帯に響いてしまい迷惑をかけてしまいます。
その点を考慮することが、部分共用では重要になります。

 

□完全分離

住宅は同じですが、世帯どうしは別の住宅に住んでいるように感じる間取りが完全分離です。
簡単に言えば、マンションで隣同士に住んでいるような間取りになっています。
親世帯を心配して近くには住みたいが、義理両親との関係が不安、一緒に住むのは避けたい、という方におすすめです。

 

*長所

世帯ごとのプライベートは完全に守ることができ、会いたいときにはすぐに会えるという点が長所になります。

 

*短所

完全に世帯ごとに別の空間で生活しているので、二世帯住宅にもかかわらず、建設の費用が2軒分になってしまいます。

 

□まとめ

二世帯住宅は求める理想によって間取りの種類が異なります。
ご紹介したように、種類ごとに長所と短所が挙げられるので、ご自身が二世帯住宅に求めるものと合う間取りを選択されることをおすすめします。
弊社では、自然素材で作るデザイン住宅をご提案しています。
お客様が理想の二世帯住宅を松本市に建てたいとご希望の際は、ぜひ弊社をご利用ください。

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