2018.08.28

二世帯住宅の注文住宅の予算相場について紹介!

家庭の都合上、二世帯住宅を建てることを考えているけれども、周りに二世帯住宅を建てたことがある人が少ないため、誰も頼りにすることができない。
こういった方のために、二世帯住宅の種類、建築費用、二世帯住宅のメリットなどを中心にお話しします。

 

□二世帯住宅の種類について
大きく分けて三種類あり、共用部分が多い順に、完全分離、一部共用、完全共用があります。
完全分離は、リビングはもちろん、玄関やトイレにいたるまで別の家であるものを指します。
一部共用は玄関やお風呂場などを共用する家です。
完全共用は、普通の住居が大きくなり、祖父母の寝室など一部追加で大きくなった住居というイメージです。

 

□各住居にかかる予算について
各住居にかかる費用ですが、完全分離、一部共用、完全共用の順に平均建築価格が4000万円前後、3000万円台後半、3000万円台前半、という目安です。
ただこれらの住居の違いは、建築費の違いだけでなく、光熱費の違いによって生じます。
エアコンや浴槽にお湯をはるのにかかる費用が完全分離と完全共用とで約2倍になるので、そういった今後の生活費の予算も同時に考えておくことも重要です。

 

□二世帯住宅にするメリットについて
もちろん、親の介護が楽になる、子供の面倒を任せて共働きがしやすい、同じ土地に建てるため土地代一件分で済む、などたくさんのメリットがあります。
しかし、それらに加えて相続税の基礎控除があります。

 

簡潔に言えば、相続税が8割引されます。
つまり相続税が2割で済むということです。
これについては、住居の登記の段階で区分所有登記かそうでないかについて少々込み入った問題があるため、一度工務店にお尋ねください。

 

今回は二世帯住宅に関する費用を中心にお話ししました。
共有するにしても、どこまで共有するのかについては、注文住宅ですので、ご自身の意思で決めてもらうことが可能です。
実際に生活するところをイメージして、どこまでの共有なら不満なく生活できるか考えてみて下さい。

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