2018.05.26

新築住宅・注文住宅購入時の土地先行融資とは何か解説!

「土地代金は住宅ローンに含まれないの?」
「土地代金にもローンを組みたい。」
住宅ローンの融資は住宅完成後に行われるので、土地に関しては土地用のローンが必要です。
しかし、土地のみのローンは金利が高く、自己資金で土地代を払ったり「土地先行融資」を頼むことが一般的です。
今回は住宅の融資が行われる前に土地代金を融資してくれる『土地先行融資』について紹介していきます。

 

■住宅ローンの融資開始
住宅ローンの融資は、家が実際に完成してから行われます。
住宅ローンの中に土地代を含める場合もありますが、住宅メーカーに土地と住宅を一括で購入する場合に限ります。
土地を住宅とは別の会社から購入したり事前に土地だけ購入したりする場合は、土地代金と住宅代金の支払いのタイミングがずれるため住宅ローンを当てにできません。

 

■土地先行融資
住宅ローンの中には「土地先行融資」を行っているローンもあります。
土地先行融資とは、土地を購入してから一定期間内に建物の建築契約を結ぶことを条件に土地代に関する融資を土地代金決済時に行う制度を指します。
この土地先行融資を使った場合の流れは以下のようになります。

 

1.土地契約
2.土地のローン審査
3.土地代金用の融資
4.土地決済
5.住宅メーカーや工務店と住宅の建築契約
6.住宅のローン審査
7.工事完了後に住宅用の融資

 

購入した土地が借家など商業用に使われる場合は住宅ローンではなく事業用ローンの適応範囲になるため、購入した土地が商業用に使われないことを証明しなくてはいけません。
また、土地先行融資を行っている金融機関は少なく、大手の銀行に限られる特徴があります。
また、住宅ローンの融資金の振込を複数回に分割して行う分割融資もあります。

 

以上が、『土地先行融資』についての紹介でした。
株式会社サンプロは、長野県塩尻市・松本市・長野市に拠点を持ち、信州で「新築住宅の設計と建築工事、リフォーム、店舗、オフィス、不動産販売、古民家再生」等の業務を行っています。
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