2017.04.30

駅から遠い家のメリット・デメリットについて

住宅を建築・購入する時は、その家に住む人によって様々な条件があります。

しかし、土地の値段をみれば、一般的にどんな条件が土地に求められているのかを知ることが出来るのは、ご存知でしょうか?

 

駅から近い所や便利なところは土地の値段が高く、駅から遠くて辺鄙な場所は決まって土地の値段が安いですよね。
これは、駅から近い場所がより求められている。つまり、交通の便が良い場所が人気がある、ということを示しています。
もちろんそれ以外にもたくさんの条件があり、住宅の場所を決めているのですが、やはり多くの場合、駅から近いところを選びたがる人が多いようです。

 

では、駅から遠いところには、何らメリットがないのでしょうか。
駅から遠いところでのデメリットは交通の便が悪いことになりますが、メリットも実はたくさんあります。

 

一つは低価格で購入することができることです。
例えば、同じ市内の一戸建て住宅で同じ面積の住宅を、駅前で購入する場合と、駅から徒歩30分くらいの場所で購入する場合とでは、1,000万円以上を違う場合が多いです。
1,000万円の違いが単に「駅から近いか遠いか」だけの違いであったとすれば、多くの人は駅から遠い方がお得と思うのではないでしょうか。
もちろん価値観は人それぞれですので、そうでないと考える人もいるかもしれませんが、1,000万円に価値があると感じる人も少なくないでしょう。

 

次に、静かに暮らすことができる点もメリットです。
駅から遠いところは当然車の量や人の流れも少ないのは、想像できますよね。夜中も遠くに走る電車の音がわずかに聞こえるぐらいで、ほとんど物音がしないぐらい静かな場所も多くあります。
家で仕事をして集中したい人や、勉強をする子供がいる場合は、静かな郊外に住むのも悪くありません。

 

最後に公園や広場が多いところもメリットです。
開けた土地が多いため、家の周囲に公園や広場があることも少なくありません。子ども連れの方にのなかには、このような家の場所を好む人もいるでしょう。

 

いかがでしたか?
「駅から遠い」とだけ聞くと悪いことばかりに聞こえますが、実はメリットもあります。自分が優先したい条件が何かについて検討し、ピッタリの物件を探すようにしましょう。

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