2016.12.02

L型キッチンとは?

各パーツが一貫して製造されるため統一性のとれたデザインの多いシステムキッチンは、お客様のお家をよりいっそうおしゃれなものにしてくれます。いくつか種類があるシステムキッチンの中でも前回ご紹介させていただいたI型キッチンは最もシンプルでポピュラーなものです。

一方で、そんなI型キッチンでは少しもの足りなさを感じ、もう少し存在感のあるキッチンが良いという方も少なからずおられるのではないでしょうか?今回ご紹介するL型キッチンはそういったお客様の悩みを解消できるかもしれません。

L型キッチンはその名の通り、L字に折れ曲がった構造をしたシステムキッチンです。構造上L字に折れ曲がっているため、I型キッチンと比べて全体的に大きく、より存在感のあるキッチンだと言えます。それではL型キッチンには他にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

まず一つ目に、やはりI型キッチンと比べて作業スペースが広いということが挙げられます。直線的な作業スペースが直角に2辺つながったL型キッチンは、シンクやコンロのスペースとは別に、実際にお料理などの作業が行えるスペースが2か所確保できる場合が多く、広いスペースで効率的な作業が可能になります。そのため、お料理が好きで手の込んだ料理を作ることがある頻繁にある方などはL型キッチンを選ばれる場合が多いです。

L型キッチンのもう一つの大きな特徴はシンクとコンロが両側に分けられているという点です。そのためわざわざ体を移動することなく、両方の作業を行うことができますし、複数人で作業を行うことも可能です。

しかし、L型キッチンはI型キッチンに比べて優れている特徴ばかりをもつわけではありません。もちろん、デメリットも存在します。

やはりまず挙げられるのが、I型キッチンに比べて設置にスペースを要するということです。L型キッチンがI型キッチンに比べて、サイズが大きいため、設置には広い空間が必要になってきます。そのため、その存在が逆に圧迫感を生みだすケースもあります。

もう一つ大きな懸念点としては、コーナー部分がデッドスペースになる場合があるということが挙げられます。直角に曲がる角の部分は前に立つ場所がなく、非常に使い勝手の悪い場所であると言えます。このスペースには大きなお皿や調理器具などを置くと良いかもしれません。

以上挙げたメリット・デメリットを考慮した上で自分に合うシステムキッチンを購入しましょう。

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