松本市/注文住宅/未来を見据えて今を暮らすジャパンディスタイルの平屋

松本市/注文住宅/未来を見据えて今を暮らすジャパンディスタイルの平屋 松本市/J様邸/家族構成:4人

個性が光るスタイリッシュでモダンな外観。建物外周をコの字にテラスが囲み、深い軒が張り出すようにかかる様子もショップさながら。
美しく洗練されたデザインは、住まいの資産価値を高めてくれる

Story

スタイリッシュに、実用的に
家族の時間を大事にしながら
今も未来もスマートに暮らす

「スターバックスをモチーフに、平屋の家をつくりたい」。Jさんご夫妻がそう希望したのは、お洒落なデザインに惹かれたからだけではない。実はご夫妻とも熊本・愛媛と信州から遠い県外の出身。県内企業に就職して以来長野県に暮らしているが、将来ずっと住めるとも限らない。どちらかの実家に戻る可能性も頭の隅にある中で、「住まなくなっても困らない、資産価値のある家をつくろう」と、家としても店舗としても活用でき、売ることも貸すこともできる家をつくることにした。あえて幹線道路に面した広い土地を選び、内も外も洗練されたデザインを徹底。家の周りに張り出す深い軒は、テラス席を意識したこだわりのひとつだ。
一方で、暮らしやすさや居心地など、家族の日常にもしっかり目が行き届いている。深い軒とテラスは雨などによる窓汚れを防ぐうえ、子どもたちの遊び場や物干し場にも。LDKの東側、個室と水回りのあるスペースはバックヤード的に捉え、習慣に合わせた収納・動線を計画した。暮らしやすく動線がスムーズな“平屋”を希望したのも、「少しでも家族の時間をつりたい」という願いゆえ。フルタイムで働くご夫妻にとって、家事育児の負担を減らすことは今しかない大切な時間を分かち合うことにつながる。
「もしかしたら、自分たちでお店を開くことだってあるかもね」とご夫妻。未来に様々な選択肢を残し、あらゆる可能性を感じさせる素敵な平屋だ。

LDKの西側にあたるカウンター前のスペースは、ゆったりとした広さを確保。昼に夜に、さまざまな表情を見せてくれる。インテリアは和モダンと北欧テイストをミックスした「ジャパンディ」がテーマ

玄関ポーチは張り出した軒と一体となり、スタイリッシュな印象。洒落た外観ゆえ、工事中通りがかった人に「いつオープン?」と聞かれたことも

LDKのポイントとなる3連のペンダントライトや間接照明は、ご主人自ら探したもの。一つひとつ丁寧に吟味した様子が伺える

左:LDKは約27帖とゆったり。窓の向こうは深い軒のあるテラスにつながり、さらなる広がりが得られる。天井高は空間の広さに合わせ2.6mと高めにし、引き戸も特注サイズを採用/右:キッチン背面壁は、タイル調で仕上げてタモの飾り棚を2段配置。上部の明かり採り窓は落ち着いたゴールドで、華やぎと落ち着きを演出する

リビングの窓の向こうは深い軒のかかる奥行き1.8mのテラス。カーテンは片開きで壁に引き込めるよう設置し、カーテンに遮られることなく窓が全開になる。 インテリアは和モダンと北欧テイストをミックスした「ジャパンディ」をテーマにした

左:キッチンの背面、各個室へつながる廊下にあたる部分は、各所に収納を設けバックヤードとしての機能を持たせた。壁面の収納棚には、日用品やストック品、コレクションなどを格納。「正面に坪庭が見える窓があるので、視線が抜けて窮屈感はないですね」と奥さま/右:セレクトショップのような約5帖のファミリークローゼット。高窓から光が入り、明るさも持たせた空間になっている

左:玄関からLDKに行く間に手洗いスペースがあり、帰宅時や来客時に便利/右:廊下の一角に設けた、坪庭を望むスペース。こんな余白の空間が、暮らしに潤いを与える

洗面&ランドリールームは、室内干しやアイロンがけもできる多機能スペース。外干し用テラスに直結 するうえ、隣にファミリークローゼットがあるので服をしまうのもラクラク

Plan & Data

敷地面積
487.03㎡(147.33坪)
延床面積
129.59m²(39.20坪)
1F面積
129.59m²(39.20坪)

著作権について
このページに記載されている記事本文、写真等は「ナガノの家」VOL.18より転載しています。
こちらの情報の著作権は、株式会社長野こまちに帰属します。

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