2018.10.02
注文住宅ご購入をご検討の方へ:資金計画についてご紹介
住宅購入の際に資金計画にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
注文住宅はだいたい3000~4000万円が必要です。
この予算工面のためには、自己資本以外以外に金融機関で住宅ローンをたてることになります。
この返済・購入のための資金を用意するには、計画を立てないといけません。
今回はこの資金計画に関して、特に返済可能金額の設定についてご紹介します。
□支出を見直す
住宅ローンは高額なため返済期間は長期間に渡ります。
そのため、返済額を少しでも少額にするために今の支出を見直し、住宅購入の資金にあてられる部分がないかを検討します。
ここで有効なのが保険の見直しです。
保険は定期的に一定額が必要となる支出です。
しかし、契約当初と状況が変わり、現在の契約内容が不必要である、またはもっと安価なプランがある場合が考えられます。
その他にも定期的な支出がある場合はもっと安価になる方法がないか考えてみてください。
□住宅購入後に必要な支出を考える
住宅ローン返済により、住宅購入後に使用できる生活費は制限されます。
しかし、絶対必要な経費があるはずです。
教育費や生活費を考えてみてください。
住宅購入後には固定資産税も課税されますのですそちらの計算も重要です。
また、入居費用や、急な入院などのために生活予備費用を残ししておくこともオススメします。
これらの計算にはキャッシュフロー表を利用すると便利です。
キャッシュフロー表とは収入、支出、預金残高等の推移を把握する表を指し、インターネットで無料でダウンロードできます。
□諸経費
予算オーバーし、後の生活が苦しくなる要因に諸経費を考えていなかったことが挙げられます。
仲介費や住宅の消費税などの関連費用がかかります。
また、住宅購入費のうち、現金で支払う頭金は価格の2割が理想です。
頭金がなくとも住宅を購入することはできますが、購入諸経費は現金で支払うことを強くおすすめします。
一戸建ての場合、諸経費はだいたい物件価格の6~10%となります。
予算から諸経費を差し引き、余った金額が土地と建物の代金に充てられる額です。
□最後に
今回は資金計画のポイントと返済可能金額の設定についてご紹介しました。
住宅購入は高額な費用が必要であり、返済期間も長期に渡ります。
そのため、住宅購入後の生活を圧迫しないために生活費や購入の関連諸経費を綿密に計画すべきです。
キャッシュフロー表や無料診断などを利用し、使用可能な予算についてぜひご家族とよく相談していただければと思います。