2017.02.03

木造住宅のデメリット

前回は木造住宅の魅力的な部分、メリットについてご紹介しました。
今回はそんな木造住宅のデメリットについてお伝えしていこうと思います。

費用面、自由度の高さ、木材の良さなど、木造住宅のポイントには触れてきました。
では、デメリットとは具体的には何なのでしょうか?
まず初めに挙げられるのが、「耐久性の低さ」です。
定期的なメンテナンスをすることにより木の寿命を延ばすことはできますが、それでも鉄骨やコンクリート構造のものと比較すると劣ってしまいます。
対策としては定期的なメンテナンスの他に、地盤調査も有力な手段として挙げられます。
地震への耐震性を心配する方もいらっしゃるかもしれません。
耐震基準も高いのですが、その基準も先日の熊本地震で打ち砕かれてしまった家もありました。
なので、新築時は地震対策として、その土地の地盤調査をするとより一層安心できますね。

次に挙げられるのが、「火災」についてです。
木造住宅は火災に弱いというイメージを持っている方も多いのではないのでしょうか?
木造でも、コンクリート構造でも火災は発生するのですが、何が違うのかというとそれは延焼率の高さです。
木材はやはり燃えるスピードが他の構造と比べると早いという点がデメリットのひとつですね。

もうひとつは「害虫被害」です。
これは木造住宅ならではのデメリットとなります。
シロアリの被害などを耳にすることもあるのではないのでしょうか?
対策としては数年おきに一度薬剤を散布することなどがありますが、シロアリの被害には様々な問題が関わってきます。
シロアリの被害が大きくなってくると、シロアリ駆除だけでは留まらず、修繕やリフォームが必要となるケースも十分に考えられます。
一生に一度とも言われる家の購入、シロアリの影響で駆除やリフォームにお金をかけざるおえない、という状況にならないために念入りに対策してくださいね。

いかがでしたでしょうか?
地震、火災、害虫などの被害が木造だと目立ってしまいます。
理想の家づくりのためにも、十分に対策等を理解した上で木造住宅を検討してくださいね。

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