2020.07.14

白模型

皆さん初めまして。新入社員のホリウチです。

私の所属するドラフトデザイン課では、多くのお仕事を任させていただけます。

その中のひとつにプレゼンテーション用の模型製作というお仕事があります。

私の大学は建築系だったので、在学中にいくつか模型を作ったことがありましたが、

模型は自分が課題で設計したものが多く、図面を見ればすぐに理解できました。

 

ですが、サンプロで作る模型は自分ではない設計士さんが設計したお家です。

自分で設計したものではないので、初めは図面の読み取りに苦労しました。

 

平面図と立面図、ある場合には室内の展開図を用いて模型を作ります。

模型はスチレンボードを基本に厚さを適宜変えながら壁を切り出していきます。

ここで注意しなければならないのが、「面取り」「部材の勝ち負け」です。

例えば壁をL字に組む場合は、どちらかの壁の切り口を隠すために、面取りを行います。

立面図上では、見えていないL字に直交する壁の厚さ分を余分に多く切り出します。

部材の勝ち負けに気を付けながら組み立てると壁は完成です。

 

次に屋根をかけていきます。

屋根は、棟の部分を斜めに切り欠いておかなければ、棟に亀裂が入ったような見た目になってしまいます。

屋根は室内の様子が見られるように、取り外せるように作ります。

 

最後に5mmボードに模型を貼り付け、方位や物件名を書いたラベルを貼り付けて完成です。

 

私はまだまだ時間がかかりすぎてしまいます。

模型以外にもお仕事はたくさんあるので、足を引っ張らないよう頑張りたいと思います。 

また、別物件でお客様に直接模型をお渡しする機会を設計士のカタギリさんに設けていただきました。

お渡しした時のお客様の笑顔は、励みになっています。

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