和の様式美とモダンが共存する、趣あふれる凛とした住まい佐久市
STORY
ツートンカラーの
スタイリッシュな外観ライトグレーとチャコールグレー。
対照的な2色のコントラストが目を引く、モダンなファサードだ。
質感豊かな塗り壁に、スギ材羽目板がアクセントを添える。
街並みに溶け込むプレーンなスタイルながら色と質感が個性を放ち、暮らす喜びを高めてくれる。随所に散りばめた
“和”のモチーフ夫妻の希望は、和モダンのスタイル。
シンプルモダンにさりげなく和のモチーフや素材を散りばめ、温もりある空間に仕上げた。
たとえばリビング隣のモダンな和室には、サクラをモチーフにした美しい組子欄間を。
地窓のブラインドを開けると、和の情緒あふれる坪庭を眺めるしつらえだ。
キッチンカウンターやテレビの背面、玄関には和紙をモチーフにしたクロスを使用。
脱衣室は畳を模した肌触りの良いフロアタイルを選んだことで、自宅にいながら温泉宿のようなリラックス感を味わえる。
和の世界観を取り入れながら、機能的で使いやすい空間に仕上げた。住まいの顔である玄関に
こだわりを凝縮扉を開けて最初に目にする玄関には、家族と設計者のこだわりが凝縮されている。
質感豊かな珪藻土クロスに、石目調の床タイル。
和モダンな住まいへのイントロダクションとなる、上質な空間だ。
土間をL字型で広くとることにより、使い勝手も開放感もアップ。
下部をオープンにした軽やかな下足箱と、階段下を活用した広い収納も見逃せない。
靴はもちろんコートやゴルフ道具、アウトドアグッズ、雪かきなど、玄関に置いておきたいものを余裕を持って収納できる。快適さを支える
機能的なキッチンプランキッチンのアイランドカウンターに立つと、リビングやダイニング、和室や庭まで見渡せる。
料理や片付けをしながら住まい全体を見渡せる、家事や子育てに機能的なプランだ。
キッチン背面には、雑多なものを収納しておける扉付きパントリーを設計した。
このパントリーはゴミ動線も兼ね、勝手口から外につながる動線を確保。
勝手口の外には屋根付きのコンパクトなスペースが用意され、ここにゴミを一時保管しておけるのが便利だ。
機能的なプランが、住まいの美しさと快適さをサポートする。プライバシーにも配慮した
窓の設計敷地は新しい分譲地にあり、隣にどのような住まいが立つかは未知数。
そこで隣地に面する窓のデザインに工夫を凝らし、美しいものだけが窓から見えるよう意識した。
ダイニングの一角にある子どもたちのスタディスペースには、縦長のスリット窓を設計。
視線をコントロールしながら、明るい光を取り入れている。
半開き可能で網戸も設置しているため、通風に使えるのも機能的だ。
ダイニングのメインの窓には、光量を調整しやすいバーチカルブラインドを採用。
視線が気になる時間帯は閉めるなど、機能とスタイリッシュなデザインを両立させた。高気密・高断熱な住まいは
吹き抜けも快適住まいづくりにおいて重視すべきなのがランニングコスト。
冷暖房を始めとするエネルギー消費が少ない住宅こそ長く快適に住まうことができ、長期的に見てコストも抑えられる。
サンプロの高気密高断熱の住まいは、信州の冬の厳しい寒さも、近年深刻化する夏の暑さもシャットダウン。
適切な断熱と気密化を施すことで、魔法瓶のように外の影響から室内を守る。
この住まいでは、寒冷地エアコンと全熱交換型24時間換気システムを取り入れたサンプロ独自のシステム「Airflow」「Airflow+FAN」を導入。
最新性能の一般的なエアコンを使うため、導入費用や電気代も抑えられ、さらにメンテナンスも容易だ。
吹き抜けのある住まいは空調効率でマイナスになりがちだが、この住まいはむしろ上下階が一定の快適な温度に保たれ、心地よく過ごすことができる。