大開口から山並みを眺める、開放的な2階リビングの住まい須坂市

構造:木造2階建/敷地面積:82.40坪/1階面積:17.03坪/2階面積:17.41坪

STORY

  • 大開口から山並みを眺める、開放的な2階リビングの住まい

    カーテン不要
    のびやかな2階リビング

    設計前に現地を下見した際、担当スタッフが心を引かれたのは、2階北東側に見える山並みの美しさだった。

    美しいビューを楽しむ空間イメージが浮かび、当初は1階にレイアウト予定だったLDKを2階にプラン変更。リビングの二面にデザインした縦長の大開口が、青い空と山並みをアートのように切り取る。
    視線が気にならないため、カーテンも不要。

    自然や季節の移ろいを身近に感じる、開放的な住まいとなった。

  • 大開口から山並みを眺める、開放的な2階リビングの住まい

    温もりとモダンが溶け合う
    上品なインテリア

    インテリアのコンセプトの一つは「木を感じるデザイン」。

    LDKの天井には明るい色合いのリブパネル、床には表情豊かなナラ材無垢フローリングを選び、壁も部分的にフローリング材を貼って、アクセントを添えた。ウッディでありながらモダンな空間は心地よく、心身ともにリラックスを促す。

    一方で、アイランド型キッチンはタイルのように硬質な素材のダークトーンをセレクト。
    キッチン背面の壁もグレーのタイルで、モノトーンにまとめた。柔らかな色のLDKを引き締める、モダンなアクセントとなっている。

  • 大開口から山並みを眺める、開放的な2階リビングの住まい

    上下階でメリハリをつけた
    動線計画

    玄関からメイン空間である2階LDKへスムーズにアクセスできるよう、靴を脱ぐシューズクローク、手洗いスペース、上着をしまうウォークインクローゼットと、帰宅後の動線をコンパクトに集約。

    機能的な空間を1階にまとめたことで、階段を上がった時のドラマチックなビューと空間の広がりがより強調され、住まう喜びを高める。

    オープンキッチンをすっきりと保つのは、大容量のパントリーとカウンター収納。キッチン向かいには、L字型造作カウンターでゆるやかに区切ったフリースペース。

    子どもが遊ぶ姿を見守りながら家事ができ、収納にも活用できるマルチスペースとなった。

  • 大開口から山並みを眺める、開放的な2階リビングの住まい

    視線が低いピットリビング

    周囲より床を20cm掘り込んだピットリビングの二面にぐるりとベンチを造作して、低い目線で座ったり寝転んだり、くつろげるスペースに。
    見上げれば大開口の向こうに山々と広い空を望み、心からリラックスできる。

    ダイニングとワンルームでつながりながら、目線の高さの変化が空間をゆるやかに分ける。
    床座感覚で過ごせる空間で、家族の会話も弾みそうだ。

  • 大開口から山並みを眺める、開放的な2階リビングの住まい

    健やかな暮らしを実現する
    断熱性能

    寒い冬も猛暑の夏も快適に暮らせるよう、天井には300mm厚の断熱材を施工。
    窓はすべてトリプルガラスの樹脂サッシを使って、断熱性を高めた。
    断熱性能を示す基準の一つであるUA値は0.34。最も厳しい北海道地域の基準を上回る水準で、住まいを快適に保っている。

    冷暖房設備は、床下エアコン1台でシーズン問わず快適を保つオリジナルの全館空調システム「Airflow+FAN」を採用。
    床暖房と比べてイニシャルコスト・ランニングコストともに大幅に抑えながら、住まい全体を冬は暖かく、夏は涼しくキープする。

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