HOBBY STYLEの家塩尻市
STORY
住まい手の個性を反映した住まい
アールの下がり壁がチャーミングな外観。
ナチュラルな肌合いのインテリア。
吹き抜けを介して家中を暖める薪ストーブ。
アクティブな住まい手の個性が反映された注文住宅だ。魅力的な中2階と吹き抜け
この住まいの西側に取り付けられた階段の踊り場は中2階のスキップフロアーになっている。
畳敷きで作りつけカウンターもあるので、ごろり横になるもよし、本を読むもよしの、多目的スペースだ。
上部は2階の天井まで続く吹き抜け。
この開放感は、そんじょそこらではお目にかかれない。
なんともぜいたくな空間だ。何かと便利な2階浴室
この住まいは、1階がLDKとトイレ、2階が各寝室と脱衣洗面+浴室および室内物干し、という構成。
浴室が2階にあるので、入浴後にすぐ寝室へ行ける。しかも洗濯機が室内物干しと同じ2階にあるので、洗濯がとても楽だ。
2階の窓から見える景色を楽しみながらの入浴は、格別の気持ちよさだろう。
家事効率と快適性の両面で、ぜひ他でもおすすめしたい提案なのだ。用途ごとに用意した土間収納
庭仕事や雪下ろしなど、外で使う道具は多いが、美観上、既製の物置はできるだけ庭に置きたくない。
そこでこの住まいでは、用途にあわせた二つの土間収納を用意している。
一つは玄関からアクセスできる4畳の土間収納。
もう一つはキッチンの脇に用意した1畳の土間パントリーだ。
玄関脇の土間収納は、外で使う道具や趣味の自転車をしまう場所。キッチン脇の土間パントリーは、自家製みそを仕込むための場所だ。
いずれも住まい手のニーズを丁寧にすくい取るつくり手の腕があればこそできたもの。
まさに住まい手とつくり手のコラボレーションだ。団らんのひとときを演出する薪ストーブ
自然に恵まれた地域であれば、ぜひお勧めしたいのが薪ストーブ。
一見高価に思えるかもしれないが、一台で家中を暖め、料理もでき、しかも正しい使い方できちんとメンテナンスしていれば一生使える。
薪の準備がネックといわれるが、断熱性能が高ければ、まったく断熱しない家の1/3の薪でワンシーズン過ごせるとの報告もある。
何より、薪の炎を眺めながらの一家団らんは、何物にも代えがたい。
だからこの住まいでは、リビングの南側に薪ストーブが置かれている。
選択した機種は、ダッチウエスト社のフェデラルコンベクションヒーター(スモールサイズ)。
スモールサイズといっても、薪の燃焼ガスまで燃やしてくれるから燃焼効率がよく。最大で76畳を暖められる優れものなのだ。
趣味と実益を兼ねるとは、まさにこのことだろう。