Cafeのようなキッチンのある家諏訪郡

構造:木造2階建/敷地面積:62.59坪/1階面積:20.22坪/2階面積:17.84坪

STORY

  • Cafeのようなキッチンのある家

    日々の暮らしが楽しくなる

    何より「可愛らしい」という言葉が似合う家だ。
    キッチンからのびるカウンターの側面にあしらった、市松模様のモザイクタイル。
    白い壁天井と、化粧梁、そして無垢板フローリングのナチュラルなコントラスト。
    部屋と収納スペースの境界をやわらかく仕切る、アーチを描いた下がり壁。
    これらが醸し出す雰囲気が、日々の暮らしを楽しいものにしてくれる。

  • Cafeのようなキッチンのある家

    キッチン脇のカウンターテーブルに家族が集うカフェスタイル

    まず目にとまるのがキッチンまわり。
    対面式キッチンの脇にタイル張りのカウンターテーブルが取り付けられている。
    実はこれ、ただ可愛らしいだけではない、大変なすぐれものだ。
    というのも、ダイニングの場所が省けることに加え、料理から食事への流れがとてもスムーズ。
    カフェのマスターがコーヒーを置くように、つくりたての料理をすぐ配膳できる。
    この手軽さが、慌ただしい朝食時、とてつもない威力を発揮することだろう。

  • Cafeのようなキッチンのある家

    子どもたちの「基地」スキップフロア

    折り返し階段の踊り場脇にある2畳半ほどのささやかなスキップフロア。
    床に肌触りのいい和紙表の畳を敷き、上部の格子窓から明るい光が射す、実に気持ちいい場所だ。
    ここは現在、子どもたちの遊び場兼勉強コーナーになっている。
    親にとってはキッチンからも気配が伝わるから安心だし、子どもにとっては2畳半という広さが身の丈にピッタリのサイズ。
    誰しも子ども時代にあこがれた「基地」スペースなのだ。
    大人になった今でも十分うらやましい。

  • Cafeのようなキッチンのある家

    実は便利な 2階の浴室

    戸建て住宅の浴室は1階にあるのが当たり前だと、私たちは思いこんでいる。
    しかし寝室が2階にある生活パターンを考えれば、実は浴室も2階にある方が、自然なのかも。
    といったわけで、この家の浴室は2階にある。
    入浴後はそのまま寝室に直行できるから湯冷めしないし、お昼間、洗い終わった洗濯物も、すぐ目の前の2階バルコニーで干すことができる。
    このようなアイデアの柔軟さは、注文住宅でなければ適わないだろう。

  • Cafeのようなキッチンのある家

    家族の気配を感じながら自分の時間~造り付けカウンター

    この家の大きな特徴は、造り付けカウンターをいくつも用意しているところだ。
    キッチンのカウンターをはじめ、スキップフロアや1階の階段脇、2階廊下にもついている。
    1階階段脇はパソコンスペース。2階廊下は奥さまのリクエストでミシンの場所。
    これだけ用意されていれば、個室に閉じこもらず、家族全員がお互いの気配を感じながら自分の時間をつくれる。
    あたたかな家族の関係をさりげなくサポートしてくれる、実に心にくい演出なのだ。

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