住宅地でゆるやかに暮らす、ダウンフロアと吹抜けで魅せる家長野市

構造:木造2階建/敷地面積:59.58坪/1階面積:20.66坪/2階面積:14.78坪

STORY

  • 住宅地でゆるやかに暮らす、ダウンフロアと吹抜けで魅せる家

    街並みに映える
    スタイリッシュな外観

    グレージュの塗り壁と、スギ材の羽目板貼りを組み合わせたアシンメトリーの造形。

    上質な表情とスタイリッシュさをあわせ持つ外観は、住宅街で静かに存在感を放っている。
    板貼りで仕上げた東側をセットバックさせたデザインにより、奥行きを演出。
    塗り壁は、コテの跡が控えめに残る手仕事の質感が味わい深い。

    日差しの影響を受けにくい北側玄関ならではの特性を活かし、2階まで羽目板貼りで統一したことで木の存在感が際立ち、住まいを温かく彩っている。

  • 住宅地でゆるやかに暮らす、ダウンフロアと吹抜けで魅せる家

    開放感と落ち着きを両立した
    ダウンフロアと吹抜けのあるLDK

    20畳とゆとりあるLDK。

    目を引くのが、周囲より床を30cm下げたダウンフロアのリビングだ。

    腰を下ろすと、視線が下がることでコージーな感覚が生まれ、窓からの視線も気にすることなくリラックスできる。
    床のレベル差がダイニングとリビングをゆるやかに区切り、ワンルームでありながら、過ごす場所ごとに気分を変えてくつろげる。

    段差を活用したベンチ+収納も心憎い演出だ。
    このリビング上部には吹き抜けをデザインし、こもるようなくつろぎと、伸びやかな開放感を両立させた。

  • 住宅地でゆるやかに暮らす、ダウンフロアと吹抜けで魅せる家

    さりげなくプライバシーを守る
    快適さに富む間取り

    ご夫婦とお子様、そしてお母様の3世帯で暮らすご家族。
    お母様と子世帯が互いに気を遣わずちょうど良い距離感を保てるよう配慮して、プランニングが行われた。

    一階のリビングとお母様の部屋の間に、トイレやバスルームなどの水まわりをレイアウトすることで、リビングを通らずトイレや入浴ができる動線に。干渉しすぎず、プライバシーを守る距離感をかなえた。

    お母様の部屋には、十分な広さのウォークインクローゼットも用意し、暮らしやすく整えている。



  • 住宅地でゆるやかに暮らす、ダウンフロアと吹抜けで魅せる家

    美しく、暮らしやすい採光計画

    隣家に囲まれた住宅街であっても光を感じて心地よく暮らせるよう、開口を適材適所、伸びやかにデザインした住まい。

    隣家に2階がない東側に大開口を設けることで、視線を気にすることなく吹き抜けからの光を楽しむ。
    玄関とリビングの間には、インテリアのポイントになる室内窓をデザイン。リビングの光がモールガラス越しに届き、玄関を穏やかに照らす。

    また室内の美しさを支えるのが、使いやすい収納の設計だ。
    6畳とゆとりあるファミリークローゼットは、
    中でアイロンがけまで完結できるようコンセントを完備。
    キッチン奥に配置したパントリーは、
    電子レンジやオーブンレンジが入る棚をデザインした。
    「生活感のあるキッチン家電は見せずに収納したい」という、
    奥様のリクエストをかたちにしている。

  • 住宅地でゆるやかに暮らす、ダウンフロアと吹抜けで魅せる家

    ギャラリーのような空間演出

    ドアを開けると、床と壁を同じオーク材で統一した温もりあふれる玄関が迎える。

    リビングは一部をオーク材のアクセントウォールとし、ご主人が愛するスケートボードをディスプレイ。
    グラフィカルな色とデザインが、空間のスパイスとなる。

    カジュアルなホテルをイメージした主寝室は、ベッドヘッド側の壁に天然に近い風合いの羽目板風シートを採用。海外のホテルを思わせる、ラフなインテリアにしつらえた。

  • 住宅地でゆるやかに暮らす、ダウンフロアと吹抜けで魅せる家

    快適な暮らしを支える
    住まいの性能

    高気密高断熱の住まいは、年間を通して快適に暮らせる安心のうつわ。

    寒冷地エアコンと全熱交換型24時間換気システムを取り入れたサンプロ独自のシステム「Airflow+FAN」により、初期投資とメンテナンス費用を抑えた、低燃費による快適な住まいを実現した。

    また、断熱材は遮音効果のあるものを採用。住宅街に位置しながら音のトラブルを防ぎ、住まいも心地良さで包んでくれる。

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