山並みを望む 大空間の家松本市

構造:木造2階建/敷地面積:76.6坪/1階面積:29.41坪/2階面積:21.53 坪

STORY

  • 山並みを望む 大空間の家

    景色に溶け込む、山の一部のような外観

    それぞれ高さの違う山が前後に重なり合い、ひとつの眺望となっている山脈。
    正面から見たこの家の外観は、まさにそんな山景色のようである。

    立体的で遊びゴコロのある設計がされた建物と、その手前にある木目調が美しいインナーガレージ。一番左側で斜めのラインを描く仕切り壁。
    後ろで育つ木々もまた、この家の外観の続きとして機能し、さらにその後ろにそびえる美ヶ原高原の山並みに溶け込んでゆく。

    信州らしいロケーションを長く探し求め、約4年をかけてこの理想の土地を見つけられたお客様。
    これは、この場所にぴったりの、この場所でこそ一番輝く家の物語だ。

  • 山並みを望む 大空間の家

    移ろう山景色を望む開放的な窓

    「この眺望を存分に活かした家にしたい」というお客様の願いを叶えるため、美ヶ原高原のある景色を余すことなく楽しむための「窓」をリビングに配置した。

    開放的なその大きな窓からは、山あいから朝日が顔を出す様子や、夕日に照らされる山並みの表情、その年はじめての冠雪などを望むことができる。

    それらの景色のひとつひとつは、ソファでゆっくりと飲む朝のコーヒーの香りやリビングで遊ぶ子どもたちの姿と相まって、忘れたくない特別な瞬間となっていくはずだ。

    今日も明日も、毎日毎分毎秒、異なる表情を見せる唯一無二の景色を、このリビングから望むことができる。

  • 山並みを望む 大空間の家

    パン教室も開催できる「憧れ」そのもののキッチン

    大きなカウンタートップを有するキッチンから漂うのは、焼きたてのパンの香ばしい香り。
    奥様は、パン教室を開催するほどの料理の腕前を持っているのだ。
    生徒さんが集まるダイニングは吹き抜けのあるリビングと隣接しており、大空間でゆったりとくつろいでもらいながらレッスンを進行することができる。
    パン教室の生徒さんと家族の生活動線を、できるだけ重ならない様に工夫しているため、家族もゲストもお互いに気を遣わずに過ごすことができるのだ。

    大きなパントリーは玄関から直接入ることができ、普段の家族の食事はもちろん、こうしたパン教室の開催もバックアップできる容量。
    2台のガスオーブンに、コンロまわりに貼られたタイル、大きな冷蔵庫、隣接したワークスペースなどなど、世界中の料理好きが憧れるキッチンがここにある。

  • 山並みを望む 大空間の家

    大空間の吹き抜け

    リビングの上部は吹き抜けとなっており、光と風が広がる大空間をつくり出している。
    壁の上下にそれぞれ二枚ずつ、合計4枚もの大きな窓が配置されているため、外とのつながりを存分に感じられる仕様だ。
    大空間ながら威圧感は感じさせず、さわやかで知的な、気持ちのいい解放感に満ちている。

  • 山並みを望む 大空間の家

    北アルプスを望み、本を読み、音楽を奏でるファミリースペース

    家族が自由にそれぞれ過ごしながら、それでも一緒にいるという絶妙な距離感は、設計の力で叶えることができる。

    2階にあるファミリースペースは、壁やドアによる仕切りのないオープンな空間。
    北アルプスのある景色を絵画のように見立て、一番美しいかたちで切り取るピクチャーウィンドウも配されており「家族と時間や感動を共有する」ことが大切にできる空間となっている。

    カウンター本棚から、家族の誰かが「おもしろかった」と話していた一冊を取り出して読むのもよし。アップライトピアノで奏でられる練習曲が、毎日少しずつ成長していることを感じるのもよし。

    誰かといても、ひとりでいても、このファミリースペースでは必ず家族と一緒の時間が流れている。

  • 山並みを望む 大空間の家

    ファミリーデッキに直結し、使いやすさ抜群のランドリースペース

    洗濯動線をどう描くかは、建築士の腕のみせどころのひとつだ。

    この家のランドリースペースは、脱衣所と一体型。
    天井部には電動式の物干し竿が収納されており、必要なときだけ竿を降ろして使うことができる。
    東側に配置されている窓のロールスクリーンを上げれば、太陽の光が降り注ぐサンルームに変身するのも特徴だ。

    この大きな窓は出入りも可能で、リビングとつながるファミリーデッキに直結している。
    3.5帖のランドリースペースが、大きく広がっていく感覚を味わえるだろう。

    実際の数字よりも広く感じ、快適に使える洗濯動線。
    心地よい暮らしとは、こうしたひとつひとつの工夫によって導かれるものなのである。

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