安曇野のロケーションを活かした
モダンと温もりが同居する家安曇野市

構造:木造2階建/敷地面積:116.28坪/1階面積:27.95坪/2階面積:51.2坪

STORY

  • 安曇野のロケーションを活かした <br data-src=モダンと温もりが同居する家">

    温もりを宿すモダンな佇まい

    「北アルプスを眺めながら、信州を感じる暮らしを送りたい」
    そんな願いを抱いたご夫妻が住まいを構えたのは、北アルプスの雄大な稜線を望む安曇野。
    澄んだ青空と山並みを背景に、水平ラインを強調したシャープな外観が美しく映える。

    モダンな姿に温もりを添えるのが、外壁の一部に用いた明るい色の杉板だ。
    外観に明るいアクセントをもたらすと共に、月日と共に経年変化していく色と質感は、家族の時間の蓄積を物語る存在になるだろう。

    寒い季節も車から快適に移動できるようにと、玄関脇にゆとりあるインナーガレージを設計。
    暮らしやすいのはもちろん、住まいと一体に設計することで洗練された印象に仕上げた。

  • 安曇野のロケーションを活かした <br data-src=モダンと温もりが同居する家">

    ゆとりのLDKが広がる
    1階はくつろぎの空間

    住まいに足を踏み入れると、吹き抜けから光が降り注ぐリビングが迎えてくれる。
    1階の中心は、23帖とゆったりしたリビングダイニングキッチンだ。
    サニタリーや洗濯物を干すサンルームを2階に集約することで1階の生活感を最小限に抑え、くつろぎにフォーカスした空間にしつらえた。

    キッチン隣の見えない場所には大容量のパントリーを配置。
    生活感を感じさせるものを収納できるスペースを十分に確保することで、見える空間をすっきりと保っている。

  • 安曇野のロケーションを活かした <br data-src=モダンと温もりが同居する家">

    家事動線を配慮した
    さわやかな水回り

    光に導かれるように、階段で2階へ。
    広い洗面脱衣室は、白でコーディネートした明るく気持ちのいい空間だ。
    バスルームとサンルームをつなぐ動線の役割も兼ねるため、造作収納をたっぷり設けることで空間をすっきりと保てるよう配慮。
    2人並んで立てるワイドな造作カウンターは、朝晩も混雑しにくい。

    洗面脱衣室の隣には、洗濯機を置いたサンルーム。
    ウォークインクローゼットも近くに配置して、「脱いだ服をまとめる→洗う→干す→畳む→収納する」という家事動線をコンパクトにまとめ、日々の家事負担を軽減している。

  • 安曇野のロケーションを活かした <br data-src=モダンと温もりが同居する家">

    ロケーションを
    最大限に楽しむ設計

    恵まれたロケーションを堪能できるよう、そして趣味を楽しんで豊かに暮らせるよう、ゆとりある床面積を活かして多彩な空間を設計した。
    玄関のシューズクローゼットは、ご主人の趣味の登山用ギアもたっぷり収納できるゆとりの設計。
    テントやバーベキュー用品など大型道具はインナーガレージに収納しておけば、車の積み下ろしや庭で遊ぶ時にも便利だ。
    2階の寝室横には、落ち着いて過ごせるコンパクトな書斎をレイアウト。
    ピクチャーウィンドーから北アルプスを眺めながら、読書に集中できる大人の空間だ。

    そして、リビングの南側には気持ちのいいウッドデッキ。
    天気のいい日や朝のひととき、自然と一体の時間を過ごせる家族のセカンドリビングだ。

  • 安曇野のロケーションを活かした <br data-src=モダンと温もりが同居する家">

    経年変化を楽しむ
    素材使い

    質感豊かで、年月と共に味わいを増す素材にこだわった室内。
    水回り以外はすべて無垢フローリングを使い、オークやバーチなど樹種によって異なる表情の経年変化を楽しめる住まいに。
    壁にも珪藻土壁紙や板材を使うことで、温もりを感じさせる空間となった。
    色彩豊かなタイル、柄を楽しむ壁紙がスパイスとなり、表情豊かな住まいを織りなしている。

  • 安曇野のロケーションを活かした <br data-src=モダンと温もりが同居する家">

    1年中快適に過ごせる
    パッシブデザインの住まい

    恵まれた環境を活かし、設計はパッシブデザインを取り入れて快適さに工夫を凝らした。
    南側に設けた開口が吹き抜けを通して住まい全体に日射を届け、庭に面した西側の掃き出し窓からも光を取り入れている。
    もちろん高気密・高断熱住宅として施工しているため、冬は熱と共に日射を室内に取り入れて逃がさず、夏は日差しを遮って涼しさを守ることで、「冬暖かく、夏涼しい」理想の住まいを叶えている。

ホーム > 建築事例 > 木曽の雄大な自然に寄り添う 室内外が一体となった暮らしを紡ぐ住まい