暮らす人のセンスを映し出すシンプルモダン、開放感と機能性を両立した家松本市

構造：木造2階建／敷地面積：16.78坪／1階面積：24.34坪／2階面積：14.03坪

STORY

グリーンを基調としたシンプルモダンな外観
外観のシンプルなルックスはご主人の希望。
壁面はグリーンを基調とし、ブルーにも見えるような絶妙な色合いが美しい。
木々の緑に、空の青。外壁に映し出されるのは、そんな信州の景色である。

壁面に相性よく使われているもうひとつの素材が、杉の羽目板。
軒裏にまで使われた木材が抜け感をつくり出し、気持ちのいいコントラストを描いている。

玄関の上は2階の床を少し張り出させ、立体感をプラス。
オーバーハングした佇まいが外観をより印象的にしている。
開放的で光あふれるLDKで、丁寧に設計された暮らし
一見すると特別な仕掛けは感じない、シンプルなLDK。
しかしそ心地よさを作り出すための計算を積み重ね、いつでも心安らげる空間をつくりあげた。

吹き抜けの開放感のもと、ソファに並んで座るとき。
自然と家族が集まり、会話がなくとも心地いい時間が流れるとき。
キッチン越しに笑い合う顔が、やわらかな自然光に照らされているとき。

シンプルですっきりかっこよく、光あふれる開放的な空間。
このLDKはまさに、暮らしを存分に楽しむための舞台なのである。
心地よさを生み出す無垢床
この家では水まわり以外、贅沢に無垢床を採用した。
断熱性を持つ無垢床のおかげで、家中どこにいても、底冷えするような冬の足元にやさしさがプラスされる。

さらに「呼吸している」ともいわれる無垢材には調湿効果があるため、心地よい空気づくりをサポート。
そのため、夏は反対にべたつかずスッキリとした爽やかさを感じることができる。

また、なによりも無垢材は、その経年を楽しめる見た目の変化が愛おしい。
深まる木の色に家族の人生を重ねるロマンチックな気持ちは、無垢材を使った家に住む人の特権だ。

あらゆる面から家に心地よさを与えてくれる無垢材のある暮らし。
本物の豊かさを足元にする贅沢とともに、これからずっと暮らしていく。
「シンプル」と「個性」を両立したインテリア
光をふんだんに採り入れた明るく開放的な空間。
外観と同じようなグリーンを基調としたキッチンウォールが目をひく。

シンプルでモダン。
けれどどこか個性的。
なんにでもなれる未来を受け入れる懐の深さがあり、芯のある強さもある。
そんな、この家のテーマを象徴するようなインテリアに仕上がった。

明るい質感の木材と、テーマカラーの落ち着いたグリーン。
シンプルさに際立つ家族の個性。

窓からの自然光は吹き抜けを通り、家族の毎日に注ぎ込まれている。
適材適所のコンパクトな水まわり
玄関横に設けた手洗い場。
キッチンから一直線上に位置する洗面所とお風呂。そのすぐ近くにあるトイレ。

あって欲しい場所にありながらコンパクトにまとめたれた水まわりは、使いやすさ抜群。
さらにそれぞれモダンさあふれるインテリアで美しさもプラスして、毎日使うその場所を「お気に入り」にまで昇華させた。

この家で暮らすーー。
そんな覚悟とワクワクをしっかりと受け止め、楽しい日々をそっとやさしく差し出してくれる家。
これは、機能性も遊びゴコロも忘れないゆとりある住まいなのである。
趣味のアイテムも管理できる玄関収納
この家に暮らす家族の個性は、玄関収納にもあらわれている。
玄関から入って左側には、釣りやアウトドアが趣味だというご家族のためにつくられた「ちょうどいい」玄関収納。

ハンガーパイプや有効ボードが取り付けられており、ついつい多くなってしまいがちな荷物の管理がしやすいことが特徴だ。
足元には窓を設置して光を採り入れ、収納特有の暗い雰囲気も感じにくくなっている。

もちろん基本のシューズクロークとしての機能も申し分ないため、玄関をすっきりきれいに保つことができる。
いつでもきれいな玄関を叶えながら、家族の趣味をより楽しめる玄関収納となった。